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親善大使 [武道:東京都文京茗荷谷合気道文京スポーツセンター]

今日は文京楽心館の稽古日。小さな親善大使の登場で始まった。
http://www.aiki.jp/tokyo/bunkyo/index.html
知らない男の子が、稽古着を着ている。
彼:「僕は他の合気道をしているんですが、土曜日も稽古したいと思って来ました。いいですか?」
はきはきしていて感心!感心!小学3年生だそうだ。


私:「ちょっと待ってください。お父さんかお母さんは、このことご存知ですか?私に電話で確認させてくださいね」

お父さんへ電話確認をして、参加していただくことになりました。黄色帯をなさっている。数年は稽古しているのでしょうね。受身・基本動作などの様子を確認し、「どんな技を知っているかな?」、彼の知っている技に合わせての稽古だ。

稽古中、マ-ティン=L=キング 牧師が暗殺された頃の報道写真のことを、思い出した。黒人差別真っ盛りの時代のこと。写真には黒人と白人のお子さんが、仲良く肩を組んで歩いている後姿だった。私は当時、子供の世界に差別がないことを信じた。
関連記事は次。
http://www.aiki.jp/honbu/rakusinkan/selfintro.html

今日、合氣の世界にも、様々な経緯・考え方の違いにより、様々な団体が存在している。道の名の下にお互いに尊重しあえればよいのだが、現実は難しい現状です。しかしこのお子さんには、そんな差別心はありません。私にとっては、親善大使です。
関連記事は次。
http://www.aiki.jp/honbu/egakusyu/news/millennium.html

稽古も半ばを過ぎた頃、親善大使のお父さんと思しき体格のよい男性が入ってきました。そして正座をしました。肩の張り具合、膝の開き方。それを見て私は、このお父さんが他流の合気道の指導者であることが分かりました。(私はそのことを、何も申し上げませんが) そして私の指導の様子をご覧になっていました。
稽古が終わって、私はお父さんに近寄りました。「お父さんもまた、いらしてくださいね?」と。
お父さん:「子供らしく楽しい稽古ですね」
あのお子さんはお父さんへ、どんな話をしたのだろうな?私は少し良い事をさせていただいたような気持ちに、浸りました。

隣の剣道場ではダンスのサークルが「千の風になって」の曲を、流していた。これも意味深い背景のある曲で、今日はドラマのような展開でありました。
参考)千の風になって の作者
http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/prof/1000winds.html


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