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見て学ぶこと [武道館:東京都足立区綾瀬:東京武道館合気道]

 足立・中野・文京・荒川、行ける所へ出席している高橋光博です。

  私は、楽心館で合氣道をはじめて、6年目になります。大正大学合氣道同好会では、主将を務めました。同好会主催の演武会「伝統武道と合氣道」では、石川先生の受けをさせていただいたのが良い思いでになっています。片手取り両手持ちの映像が、それです:http://jp.youtube.com/watch?v=78MMiP_ff_4

  合氣道楽心館の活動を通して学んだことは、合氣道の技術以外の部分でも数多くありますが、その中で、最も自分が変わったと思うことは、「ものの学び方」です。
   合氣道の技をかけるということはとても難しいことです。そして、基礎となる体使いを身につけることは本当に難しい。そして、やっていけばいくほど、その深さにとても難しさを感じるようになりました。
 
  合氣道を学ぶとき、ただ反復練習をしているだけではほとんど技術は向上していかないということに気づきます。ある程度は必要なことかもしれませんが、よく考えながら、またいろいろ試しながらやっていかなければ上達していかないものだと思います。私の場合は、先生や先輩のアドバイスをよくきき稽古することと同時に、とにかくじっくりと見ることを心がけて稽古してきました。先生はどのようにして技をかけているのか、また、先輩や後輩もどのようにやっているのかということをじっくりと見るようにしてきました。どのように動いているのか、また、握り方や足腰の使い方・手の動き・タイミング・角度など、年数を重ねるたびにじっくりと細かく見るようになりました。そして、そのようにして発見したことを自分でできるようにやってみようと練習しました。そのようなことから、物事を細かくじっくりと見ることと、そしてそこから気がついたことを自分のものにしようという考え方が体に染み付いてきたように思います。そして、見て学ぶということの重要さを知りました。実際、じっくりと見るようにして新しく気づくことはかなりありましたし、そのようにして自分自身できるようになったことはたくさんありました。お蔭様で今年、二段を印可されました。根気よくご指導いただいた石川先生と、ともに稽古してくださった皆様のお陰でもありますので、この場をお借りして感謝申し上げる次第です。
 
  私は、昨年大学を卒業し、東証一部の流通企業に就職しました。社会人になって、新しく学ばなければならないことはたくさんありました。このとき、合氣道の稽古を通して培った「見て学ぶということ」がとても生きた気がします。会社の上司・先輩の話をよく聞いて学ぶことは当然のこととして、それにプラスして、それ以外のことでも見て自分のものにしてやろうという考え方が習慣になっていたことによって、より多くのことを自分のものにすることができたと思います。
  このような観察力や学ぶ姿勢が自然に身についたことは、合氣道の技ができるようになったこと以上に自分自身にとってプラスになったことです。
  
Aikido Rakushinkan Japan 合気道楽心館(東京・千葉・埼玉):http://aiki.jp/
Movie Blog 剣柔一体(北海道苫小牧・東京・千葉):http://blog.goo.ne.jp/ichirakusai3?
問合せメール:ichirakusai3@mail.goo.ne.jp


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