私の「楽しい合気道」 [武道:東京都羽村市五ノ神会館合気道]
こんにちは。中野と申します。
羽村の五ノ神会館で毎週楽しく稽古をさせていただいております。稽古は、週一回ですが、これではちと物足りない気がしますので、なるべく毎日、木剣の素振りや立禅などをしています。
なんでもそうだとは思いますが、何のためにそれを続けるかということは、大事なことなのだと思います。合気道も健康のためとか、黒帯がかっこいいからとか、目的意識は人によりいろいろあることでしょう。
私としては、人生をより巧く生きるために続けて行こうと思っています。武道では、間合いとか、目付とか、居着かないこととか、呼吸とか、拍子とか、観の目とか、いろいろ重要な要素があると思いますが、これは、普段の生活でも活かすべきだと思っています。
武道以外の、普段の人間関係でも間合いって大切だねって思うことが良くあります。また、何か緊急事態が起きた時に、心に居着きが生じれば、狼狽してしまい正しい判断や対処ができません。拍子というのは、宮本武蔵が五輪書で「物事の発展する拍子と、衰える拍子をよく見分けて分別すべきである」と言っていたのですが、こういうことは、よく体得すれば人生もうまく行きそうですね。観の目も物事の大局を把握する上で大切なことかと思います。
そんなことを考えながら、ゆるゆるともう三年以上稽古を続けています。
ところで、宮本武蔵と言えば、「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とす」ということも言っています。現代風に言えば一万時間の法則でしょうか。スポーツでも芸事でも、一流と言われるまでに達するには、一万時間以上の稽古の積み重ねを要するという、あの法則です。一万時間の稽古をするには、私は今後、何年稽古を続ければいいのでしょうか。週1.5時間の稽古と、日々の20分程度の稽古で、一週間に3.5時間稽古していることになります。一年だと3.5×52=182時間。と言うことは、10000÷182=約54.94・・・。あと約55年必要です。ありゃりゃ、100歳を超えちゃいますね。まあ、せいぜい健康に気をつけながら長生きをして、稽古を続けて行こう思います。
石川先生、平先生、稽古生の皆様、これからもどうぞよろしくお願いします。
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