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松と柳、枝、雪折れせず [合気道 練習]

  昨日は都心が大雪で、今朝は交通混乱が、報道されていた。古の人が聞いたら、どう思うか。きっと「松と柳、枝、雪折れせず」とでも、つぶやくのでは。

   武の世界では、松と柳を例に、神妙な世界を語ることが多い。海岸に植えられる松、土手に植えられる柳は、風雪に耐えるからだ。

  松の枝は、風雪を払い上げるようにして、耐える。柳の枝は、風雪を受け流して、耐える。両者の枝は趣は異なっても、幹と根の働きがしっかりしていることにおいて、同じでもある。

  松の理を一刀流が好み、柳の理を柳生流が好むか。一刀流は相討ち「先の理」を好み、柳生流は受け流し「後の先の理」を好むか。

   武は一つ、枝が払おうが受け流そうが幹と根の大切さは同じで一つ、先の理なくして後の先なくて剣の理は一つ。

  ここにいう幹は、中心・丹田。ここにいう根は、足構え。ここにいう枝は、剣であり技のこと。

  大地からの反発力を、足構えで受け止めて、丹田を通して、相手へ流す直線の波が氣である。「歩けば合気」・「合気に形なし」とは、よく言ったものだ。ただし相手との型・自分の型が出来ていればのことだが。

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