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心意気とは [合気道 練習]

「心意気」とか「意気」とは、現代用語としても

「事をやりとげようとする積極的な気持ち。気概。いきごみ。」として使われることが多い。

そして武道の世界でも良く使われる言葉だが、別の使い方がされる。目付け心眼・武術的錬りを深めようと思うならば、深く掘り下げなければならない。

「目付けの大事」や「心が身体を動かす」とは、誰でも語ること。では「心眼とは何か」とか「初動の無い動きとは何か」と少し掘り下げるだけで、平明な説明は難しい。

そこで「意気」が必要になってくる。

心と身体を繋ぐものが、「意気」である。だから動作は、一瞬の中に「心意気体」(しんいきたい)の流れが、凝縮されたものである。

「目付け心眼」とは、意気をみることである。これを「意気を感じる」というべきものだが、今日の意味とは違う。肉眼とは、それに遅れて体に感応することである。意気をみることが出来れば、先先の先・先・後の先、自在であろう。

「初動の無い動きとは何か」、「心意気体」(しんいきたい)の流れを限りなく省いて、「心即体」・「体即心」と一体一致の境地に至ったものである。ここに至ればぶつかることは無く、和合であり合気であり、なんと言っても良い。だからゆっくりだけど、速い動きができるのだ。

いったいどうしたら、それが出来るのか。私はボンクラだから、氣・丹田・体軸・足構えの修錬を重ねることしか知らない。

「心意気」(しんいき)が「神域」に通じ、「意気」が「息」に通じるのか、単なる言葉遊びなのか、私はトンマだから、まだ語るに至らず。


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