我逢人(がほうじん)とは、なんでしょう? [素心]
我蓬人とは、なんでしょう?
「心と心の出逢い、物と物との出逢い、人と人との出逢い 、出逢いこそ命。
自分だけで考え、自分だけで行動してたのでは見つからない事がある。
だから、人との出逢いこそが全ての始まり。 出会いに感謝。」
こうしたことは、よく言われがちです。しかし本当でしょうか?
確かに「出会いに感謝」でしょうが、もっと別の大切な何かがあると、私は感じます。
なぜか?
1、この言葉は道元禅師の教えを伝える、重要な言葉の一つであること。
2、最初に「我」という主語が主体的に、強調されていること。
これが「出会いに感謝」程の意味ならば、「謝逢人」とでも書かれたのではないでしょうか?
我とは、平凡な人間には違いないけれども、
「真理を悟り伝える人間のこと」
だと思います。
「人との出会いで初めて、人間としていき方が決まってゆく。
我は、真理を悟り伝える人間に、ならねばならない。
我はそのために人との出会いを選び・守り・相克し合い・乗り越えてゆく。
そして平凡な人間に、なるのである。」
私は禅者でもなんでもなけれども、今朝この言葉と向き合って感じたことを、適当に書きました。ですから、軽く読み流してください。
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