忘れていません、忘れません3/11大震災 [地震・大震災・津波・原発・新型コロナウイルス]
写真は、産経新聞に紹介された広島からやってきた東和空和尚。
土台だけを残して流された家で足を止め、手を合わす。また歩き始める。陸前高田市から仙台まで、180キロを5日間掛けての行脚中だ。
東さんだけではない。宗派を超えた多くの僧侶が行脚・祈り・弔いをしたという。彼らにしてみれば
祈ることしかできない
祈ることが出来る
祈ることこそ宗教者のすべきこと
そんな模索があったのであろう。
3月11日から5ヶ月目の今日、改めて犠牲となられた方々・ご遺族の悲しみ・財産を失った皆様のご苦労・現場で働く自衛隊をはじめとする皆様の貢献に、深く頭をたれる想いです。
安全な千葉に居住し、私は何の苦労もなく生活させていただいて、申し訳ないです。一時期、震災の影響で10以上の道場を閉鎖しましたが、何の苦労もないです。
「きついな」と思うことは何度もあっても、「やめたい」なんて思うことはない。やりぬくは、槍抜くです。真っ直ぐ気持ちを通す思いは、ぶれたことはない。だから何の苦労もないです。
稽古することしかできない
稽古することが出来る
稽古することこそ私のすべきこと
そんな模索がありました。
参加していただいた方に、ほんの少しでも楽しんでいただく。心に規範なり柱を、覚醒するきっかけとなる。従業員の生活を確保する。家族を護る。
そして次の世代へ伝えてゆければ、
心楽氣和
タグ:大震災
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