Aikido Photo Today:Junior High School Boys 子供達に、天地の恩・師の恩・親の恩が育まれて、感慨無量! [武道:東京都練馬区上石神井体育館合気道]
写真は、練馬区上石神井体育館で、稽古してきた子供達。
今となっては、子供達というのは、失礼かもしれない。
それぞれに、12年から13年は稽古していて、既に私より背の高い中学生・高校生です。
かつては、稽古中におしっこを漏らしたり、ゲームで負けたりで、ワンワン泣いていた子供達です。
二つのことで、今日は感慨無量です。
一つ、指導者も人の子の親です。良くぞここまで、健康に育ったものだと。
小手の合気など、がっちりした手で、それなりに掛かりだしてきました。
感慨無量です。
二つ、心技体とはいいますが、身体と技を器として、心即ち礼儀と徳性が、磨かれてきたことです。
この日、一年ぶりに参加したT君。高校受験と部活が一区切り付いたため、復帰しました。本人が言うには、不良校に進学したそうです。部活でも集団で万引きしたり、虐めがあったりですが、T君は距離を置いて、自分の目的を見失わないようにしているとの事です。彼は、ある球技の部活に所属しています。
私:「今日は稽古始だから、何か目標を、学業と稽古の両面で話そう」
T:「親のお陰で、高校行けたので、二年生になれるように頑張ります」
私:「自分も、努力したんだろう?(親の努力だけでは、ないだろう?の意味)」
T:「いや、お金のこととか、やはり親のお陰です」
さらに
T:「高校に合気道部がありますが、石川先生に直接教えてもらいたかったんで、これからこちらで続けます」
彼は共働きのご両親の姿を、良く見て、自分の行動や発言を省みている、そう感じました。
私も年なんで、もうこうなると涙腺が洪水を起こす昨今ですが、グッと我慢しました。
感慨無量!
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