Aikido Comics Today:自分の顔に責任を持て、とは、驚いた。 [漫画 まんが コミック 絵画]
リンカーンの伝説に、(事実かどうか?他の人が言ったとの説もあり)
『四十になったら自分の顔に責任を持て。』というのがある。
リンカーンが入閣の人選で人物に会ったが、「顔が気に入らない」という理由で起用をしませんでした。
入閣叶わなかったその人物は、「顔は本人の責任ではないのだから不公平だ。」と主張しました。
それに対してリンカーンは、「間違っている。男は40歳にもなれば、自分の顔に責任を持たなければならない。」と伝えた。
そんな話になっている。
これはどう考えたものだろう。
普通は「顔は親からもらったもので、本人には責任がないのが建前。しかし40年も生きれば、後天的に自分の選んだ生き方が作用して、良い顔ともなれば、悪い顔ともなる。自分の顔には、自分の責任もある」。
ということだろう。良い雰囲気の話ではあるが、不自然な話でもある。
理由1 私にしてみれば、第一印象、すなわち人の顔や言っていることで、その人を判断することはできない。その人の価値観や習慣が、自分の許容範囲内であるか、が大切です。
ですから、その人が過去にやってきたこと、現実にやっていることが、もっとも大切な判断材料です。政治家なら、過去どのような法案に、賛成・反対してきたかが、大切なはずです。
理由2 そもそも自分の顔って、なんでしょう?自分で生活の中で見た自分の顔で、自分で感じたこと。
主観的で、不確かなものでしかありません。
その日の顔、そのときの表情を、人様がどう思ったか。そこまで責任は持てないです。「不愉快にさせては、いけない」くらいは心がけますが、それ以上のことまで考えていられません。
何か、つまらない文章に、なってしましました。では、そもそもなんで顔のことを書く気になったのか?今朝の千葉市武道館での稽古の時のこと。
生活の中では、洗面所の鏡・照明下でしか、自分の顔を見ることはありません。ところが今日は?
明るい道場で、自分の横顔が、鏡に写ったのです。そして驚いた!
頭髪が、すっかり白くなっている。(自己イメージより) そこで思いました。
「いったいぜんたい、自分はなんて、老け込んでいるんだ!」と。
人様に映っている自分自身を、垣間見る想いでした。当然、落胆です。
ところが、救う神、現る!
今夕の成田初級子供クラスでのこと。5歳の幼児が二人で、ホワイトボードに、何気なく絵を書いてくれたのです。
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