昇級テスト:リン君とリュウ君とお父さん① 架け橋 [武道:東京都八王子市合気道大和田市民センター]
自分のような者と関わることを、大切にしてくれる方々がある。それは、
「純真無垢の喜び」と「身の引き締まる責任」
を、感じます。
八王子親子クラスの双子の兄弟が、作文を書いてくれました。それを小学校の先生が、励ましてくださいました。
今日は、兄に先んじて稽古を始めた弟のリュウ君の作文を、紹介します。
ぼくは、毎週日曜日に合気道教室にかよっています。
去年の二月から始めました。合気道を始めたきっかけは、お父さんが合気道教室の見学に連れていってくれて、その時「なんかおもしろそう」と思ったからです。
今年の四月には、昇級テストがありました。二月から、お父さんと毎日練習したけど、なかなか上たつしませんでした。
でも、がまんし、練習を続けたら、きせき的に合かくして、黄色おびをもらいました。合気道の先生は石川先生といいます。先生はやさしくて、技がうまくできないときは、できるまで教えてくれます。
今のぼくの課題は、前方回転受け身と、肩取り一教です。なかなか、じょうずにできないけど、がんばって練習して、九月の昇級テストに合格したいです。
学校の先生のコメントです。
合気道をやっているんだね。いろいろなことにチャレンジするリュウ君はすごいね。合かくしたのは、きせきではないよ。実力だね!
私のコメントです。
リュウ君がお父さんと一緒に、大和田に見学にいらして入門されたのは、東北地方大震災の起きる直前でした。入門誓書には、3月6日入門と、なっています。その後、八王子の稽古を再開すると、御二人が稽古継続してくださったことは、私にとって、希望の架け橋を与えられたようなものでした。
その後、兄のリン君が入門され、お父さんも実に立派な修錬をされています。リュウ君が、審査会で一発合格したのは、 驚きました。
そして、坂村親子の参加は、本当に希望の光となりました。 これからも、宜しくお願いします。
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