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youtube動画:心身統一合気道 藤平光一先生 [AIKIDO TECHNIQUES 合気道 技]

 峰 不二子さんより、メールをいただきました。

その日は翌日仕事が休みの日で、夜更かしをしてユーチューブの動画をネットサーフィンしていました。
たまたま目にとまった1988年の藤平先生の動画を見ていました。数人のお弟子さんとともに合気道の講義をしている動画でした。
しばらくみていると

「このお弟子さん、石川先生ににているなぁ。」

もう一度戻ってよくみていると、籐平先生がそのお弟子さんに向かって

「石川君!」(11:39のあたり)

と、確かに呼んでいるのです。

「こっ、こっ、これはもしや若き日の石川先生?きゃ~!かんげきぃ~」

なんだか夜中に一人興奮している私なのでした。

先生の真っ直ぐに籐平先生を見つめる目が印象的でした。

その動画の中の合気道が先生の原点になっているとは思いますが

様々な修行を積まれ、合気道の本質的なものを
追及され、現在の石川先生がいらっしゃるのだと思いました。



プロの武道家の世界は想像を絶するほど厳しい修行と現実があるのではないかと思います。
具体的には言えませんが合気道の組織の中での
いろいろな話を耳にしたことがあります。

一稽古人がなにもわかっていないのに生意気なことをいってすいません。


Aikido - Koichi Tohei 1988

 

不二子さん、こんばんわ。石川です。

過去を振り返ることはなく、というか、暇もなく過ぎる毎日。

そこへこうしたご指摘をいただくのも、何かの作用かと思います。思ったことは、以下です。

1、あー、あっ!

過去の事実、真実が、電磁空間を通して、自ら現実のように見る不思議。

一個人の経験や思いを吹っ飛ばして、50年後100年後も、劣化することなく電磁空間に、未来の人々に現実のように見られる空しさ。

2、畏れ!

「懐かしさ」とか「感謝」という言葉に表現できない、隔絶した両者の距離感。

籐平先生は大東亜戦争に従軍した国を護った英雄。合気道第二世代を代表する師範。アメリカ合気道の父。(普及の先駆けとなったという意味) 心身統一合気道を創始され息子さんに継承された。

片や私は、

社会の片隅に門戸を構え「日本の良き伝統を伝えよう」として始まり、そのまんまの現在に満足の私。

古来「弟子は師の半ばに至らず」と申しますが、半ばどころ差ではない。百分の一で、ありましょう。

「先生の真っ直ぐに籐平先生を見つめる目が印象的でした。」

はい、そうです。時代は1988年、日本はバブルの絶頂期。

朝起きれば内弟子として掃除。朝稽古。午前は事務や籐平先生の車の運転。午後は出稽古。

その後の運命は考えず、藤平先生だけを見つめる、毎日でした。

心身統一合氣道の五原則

一、氣が出ている
二、相手の心を知る
三、相手の氣を尊ぶ
四、相手の立場に立つ
五、率先窮行(そっせんきゅうこう)

藤平先生は、「合気道の指導者は人生の指導者であれ」と、唱導されました。

藤平先生は、「三つ子の魂百まで」と、三歳からの稽古の大切さを唱導されました。

これらの考え方と指導法は、私も厳しく躾けていただきました。今日の技法は別ですが、私の精神的土台です。

思い起こせば、感慨無量です。

 

私の経歴

http://aiki.jp/honbu/rakusinkan/15years.html

http://www.rakushinkan.or.jp/setsuritsu/20years/20years.html

が参考になります。


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