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aikido Ikkyo beginner and advanced:合気道 一教 掛かり方 [AIKIDO TECHNIQUES 合気道 技]

正面打ち一教の練習の仕方について、考えます。

正面打ち一教 座り技
NCM_0141.JPG
He is a beginner.
写真の打ち手は初心者。有段者が掛け手、受けながら指導します。
初心者は縦軸運動、すなわち中心線と腕を合わせて使えません。それ故に、横へ捻り倒す力技になりがちです。
 こんな時に先輩は、「仏に応じて法を説く」気持ちになりましょう。「君、捻ったらだめだよ!」などと言って技を止めては能がない。
ときどき、技を止めて教える先輩がいます。そんなのは全く余計なお世話!心も体も「居着いたレベルの低い稽古」です。
写真のように「おお!元気でいいな?力技も技の内だからね!」と、軽く受けて後輩を引き立てます。
「でもな?剣の理でまっすぐ中心を感じて、肩をその場で返すと、こんなに楽にできるんだよ?」と、スパッとその場に落とす技をかけて差し上げます。
すると後輩は先輩心服し、うるんだ瞳で「すごい!僕もそうなりたいです!」と、やる気満々です。
すべからく基本技は、楽しみながら型を良い姿勢で、学んでいただきます。白帯の間は、それでいいと思います。
正面打ち一教 ikkyo
He is a advanced man.
彼は上級者です。さらに上段者が掛け手、受けながら指導します。
上級者は、剣術も体術も、正中線を使った縦軸運動であることを理解しています。それでも、分かっているけれどもやめられないのが、捻り動作。それを正すのが上段者です。
ですから写真のように、入り身になって中心を切りに行きます。捻りが入れば、すべて止めてしまいます。
全く動けない均衡状態になっても、有意義な稽古です。
そこに養気錬丹があります。

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