思えば人生の半分、来たかな?これからは感謝報恩 [武道:長生郡白子町関・茂原市道場]
礼記の大学に、修身斉家治国平天下、と申します。大学とは、孔子がその弟子である曽子に教えたこと。大学とは高等教育機関のことではなく、「大いなる学び」のような意味です。
大とは天のことで、天を学ぶには明徳を磨かなければならないそうです。すなわち徳性のことです。
徳性をどうやって磨くかというと、八つのことを指摘しています。八つとは何でしょう?私のライフステージを次へ進めたいので、心機一転、白子町・茂原市千沢道場を始めることにしました。
1.「物に格る(格物)」
2.「知を致す(致知)」
3.「意を誠にする(誠意)」
4.「心を正しくする(正心)」
5.「身を修める(修身)」
6.「家を斉える(斉家)」
7.「国を治める(治国)」
8.「天下を平らかにする(平天下)」
それぞれ深い意味ありますので、ご自分で調べてください。
さて、私はどうなのか?ってことです。はい、どれもできていません。でもね。概略ですが、「家を斉える」は終えたかな?
1.両親を見送ったこと。大切な時に、役割果たせたと思います。
2.子育てをしたというか、父親をさせてもらったいうべきか?彼は健康に育ち、就職するまでになった。
3.人生を私に委ね、嫁に来てくれた人の人生を、今後も守れるでしょうね。
4.私自身、職業を確立し、自分のあり方を貫けるでしょうね。
ということで、6.「家を斉える(斉家)」を、終えたことにしたいと思います。これから人生目標は、治国平天下です。
治国平天下を今風にいえば、社会貢献・感謝報恩です。「おかげさまで」の一言です。これまで暮らせてこれたのは、様々の「おかげさまで」です。
1.日本と千葉県の歴史風土の恩。
2.日本の誇る武道という身体文化の恩。
3.先祖代々親の恩。
4.千葉県で事業を行えることで得る経済的恩恵。
ということで、突然ですが、息子が就職したことを機に、白子町・茂原市千沢道場を始めます。住居もこちらへ移します。九十九里浜沿岸から山武・富里・八街は、急激な人口減高齢化と企業流出により、首都圏でも最貧地域です。
私は、30歳で徒手空拳、千葉市中央区で仕事を始めました。地の縁・人の縁を得て、これまで働くことができました。温暖な千葉の季候・温かな人の情の「おかげさま」です。季節とともに移ろう千葉県の里山や水田を観るのが好きです。県庁所在地の都市部から過疎地域に移ることは、初心に返るのみならず自分の仕事で地域貢献できて、一挙両得です。最後に
5.協力してくれる嫁さんの「おかげさま」です。
言い出したら、ひたすら行動する。そんな私に振り回される嫁さんは、たいへんだな。静かだが何もない土地で、健康に豊かに過ごしましょう。私もさらに技芸を深め、仕事の発展とともに地域貢献したいと思います。
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