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新型コロナウイルスとの戦い:小事は大事(大事の前の小事) [正しい歴史認識:国防 自衛 護国]

 稽古では、短柄を長柄として扱い、長柄を短柄と扱う。でなければ長柄は「無用の長物」となる。長柄はただ振り回せばよいのではなく、「短柄を扱うような細かい技法が大切」ということだ。

 武を修錬する者は、日常生活を省みて、何事も「小事を大事」とする心がけが大切と思う。話題はまた、「新型コロナウイルスとの戦い」についてです。

 何が小事で、何が大事でしょうか?結論を言えば「自粛で助かる命より、経済で亡くなる命の方がはるかに多い」。
 まず最初に、新型コロナウイルスによって、不幸にもお亡くなりになられた方々に、慎んでご冥福をお祈り申し上げます。ご遺族の皆様方には、くれぐれもご自愛ください。厳しい治療に耐えて回復された方々に、心よりお見舞い申し上げます。

 しかしながら日本人にとって、新型コロナウイルスによる健康被害は、他国との比較においては小さなことです。100万人当たり死者数の統計が、公表されています。昨日(4月28日)時点で、日本は2.8人です。厚生労働省公表によると、この数字の約6割が外国人労働者あるいは治療目的で日本へ侵入した外国人です。日本人は2.8人の4割、約1.12人です。この数字は、新型コロナウイルス封じ込めに成功したといわれるニュージーランド・韓国の二分の一以下です。他の欧米諸国は数百倍の方々が亡くなっています。

 我が国の死亡比率の低さは先進国最低を誇りますが、アジア諸国では台湾・ベトナム・モンゴルが低いです。中国への従属度が日本より高いこれらの国の対策が、日本より秀でていたのは明確です。それでも日本の致死率が低く済んだは、安倍総理の対策の成果でなく、元来の医療保証制度と人口当たり病床数の多さのためです。

 だからといって安心できる状況ではなく、さらなる感染拡大対策が、行われるべきと思います。かといって、悪い情報ばかりを流した方が視聴率の上がる体質のマスコミには、注意したいものです。


 死亡比率の高い国に、スウェーデンがあります。新型コロナウイルスに対しては、自然免疫に至れば自然に収束するから、移動制限しない。経済的被害を最小限にする方針です。他国からは「無謀な賭けだ!」と非難されていますが、スウェーデン国民はスウェーデン政府の方針を信頼しています。私はスウェーデン政府と国民は、何が大事かを見据えていると思います。


 何が大事でしょうか?海外に目を向けてください。アメリカではこの5週間に、2650万人が失業しています。中国では2億人の失業が予測されています。アメリカの数字は、失業率15%、戦後最悪です。やがて25%へ至ります。大恐慌1935年レベルです。さらに悪いことに、石油価格が暴落しています。石油収入に頼るロシアや産油国は、さらなる財政赤字に苦しみます。これからも石油関連企業は倒産していきます。となるとアメリカ・ロシア・中国全部一致で、中東や尖閣諸島で、戦争を始めたくてしょうがなくなります。大恐慌の時、失業率が改善するのは1940年です。戦争がなければ、経済は改善しなかったのです。これが経済が大事の理由です。

 

 改めて「武道から何を学ぶのか?」考えました。争いを起こさないため、争わずに勝つためです。我が国に、日本国民に、その備えはできているでしょうか?

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