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忘れていません、忘れません3/11大震災 [地震・大震災・津波・原発・新型コロナウイルス]

写真は、産経新聞に紹介された広島からやってきた東和空和尚。

土台だけを残して流された家で足を止め、手を合わす。また歩き始める。陸前高田市から仙台まで、180キロを5日間掛けての行脚中だ。

東さんだけではない。宗派を超えた多くの僧侶が行脚・祈り・弔いをしたという。彼らにしてみれば

祈ることしかできない

祈ることが出来る

祈ることこそ宗教者のすべきこと

そんな模索があったのであろう。

東和空和尚.jpg

3月11日から5ヶ月目の今日、改めて犠牲となられた方々・ご遺族の悲しみ・財産を失った皆様のご苦労・現場で働く自衛隊をはじめとする皆様の貢献に、深く頭をたれる想いです。

 

安全な千葉に居住し、私は何の苦労もなく生活させていただいて、申し訳ないです。一時期、震災の影響で10以上の道場を閉鎖しましたが、何の苦労もないです。 

「きついなと思うことは何度もあっても、「やめたい」なんて思うことはない。やりぬくは、槍抜くです。真っ直ぐ気持ちを通す思いは、ぶれたことはない。だから何の苦労もないです。

 

稽古することしかできない

稽古することが出来る

稽古することこそ私のすべきこと

そんな模索がありました。

参加していただいた方に、ほんの少しでも楽しんでいただく。心に規範なり柱を、覚醒するきっかけとなる。従業員の生活を確保する。家族を護る。

そして次の世代へ伝えてゆければ、

心楽氣和


タグ:大震災
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体内被曝・内部被曝 広島の意見もあれば、長崎、東京の意見もある。 [地震・大震災・津波・原発・新型コロナウイルス]

先ほど成田の女性合気道クラス指導の帰り道、ラジオ放送で体内被曝についての番組がありました。有益な内容だったので、思い出せる限りのことを書き留めたいと思います。

話されたのはヒロシマでの被ばく後、六十年にわたり内部被曝の研究を続けてきた医師・肥田舜太郎さんです。ご著書に

内部被曝の脅威 ─原爆から劣化ウラン弾まで  筑摩書房

があるそうです。残念なことですが、東北地方大震災後、この本がたいへん読まれている状況です。幼いお子さんをお持ちになる保護者様が、すがるようにお読みになっているそうです。

そして「口内炎・下痢・鼻血」の症状が出たお子さん、これは体内被曝の症状だそうです。こうしたお子さんの保護者様が、

「先生の本の内容と同じ症状です!」

と、東京・千葉・福島などから、たくさん電話が来ているそうです。

 

医師・肥田舜太郎さんは、ヒロシマの被爆者・被曝者を、数千人、否、数万人だったろうか、とにかくたくさん診察し、現在90歳を超えるご年齢です。ここでいう被爆者とは、原爆から直接、体外被爆した方々のようです。厳密な言葉の定義は、申し上げられません。この方々の被害の甚大さはアメリカも認め、日本においても法律的に保護対象だそうです。

しかし原爆投下の翌日以降、家族を探すために広島へ入った人、このような方々は粉塵・汚染された食料・水などを体内へ入れることにより、内部被曝した方々が大勢ありました。この方々は、直接被爆した方々とは違う症状の表れ方をしたため、長い間原因不明とされました。そして衰弱死していきました。

原爆で爆発燃焼するプルトニウムは、4割。残りの6割は飛散する。空中に飛んだものは黒い雨となって、水源地へ落ちたり直接人体へ。原爆の日は暑い夏だった。水道管があちこちから割れて、水が噴出していた。家族を探しにきた人は、暑いから水を飲む。しかしこの水は汚染されていた。

約30年後アメリカへ渡り、劣化ウラン弾の問題を知り、原因が分かりました。内部被曝とは、放射性物質を体内にとりこみ、長時間にわたって身体の内側から放射線を浴びることです。恒常的に被曝することで遺伝子が傷つけられ、癌などを誘発するといわれています。

この時点でもアメリカ政府は、ヒロシマ原爆はもちろん劣化ウラン弾による体内被曝被害を、認めていないそうです。理由は、「吸い込んだ量は、きわめて微量であるから」だそうです。この被害者はアメリカに、800万人いるそうです。なんだか震災後の日本政府の発表と、同じことを言っていたのですね。

ですからヒロシマの体内被曝者は、治療法もないし、まったく法律的にも保護されなかったそうです。肥田舜太郎さんは各地で裁判を起こし勝訴しているそうですが、政府は体内被曝被害について、未だ政策的措置を取っていないそうです。(よくこの辺は、わかりません)

 

現在の状況について、たいへん怖い話されました。

1、プルトニウム・ヨウ素・セシウム・ストロンチウムが検出されている点で、原爆投下後のヒロシマと、福島から東京あたりは状況が同じ。政府は嘘をついている。

2、何ミリシーベルトと低い数値の体外被曝だから安心。これも政府の嘘である。たとへ少ない体外被曝であっても、それに関係なく体内被曝は確実に起きている。これについては世界中で治療法が無い。

私は思い出せる限りのことを書きましたが、錯誤の可能性もありますので、疑問をもたれた方は、ご自身で現状と体内被曝被害についてご検討下さい。風評のようなことになっては、残念です。

個人的な感想を申し上げます。

政府は信用できませんし、注意は必要です。

しかし

福島の現地の方々以外が、神経質になる必要は無いと思います。

1、現状はたいへん厳しいものがあります。しかしかつて冷戦時代、旧ソ連・中国・アメリカがたくさん核実験していた時代より、現状の放射能汚染は軽微です。

さらに毎日二合の酒を飲み、PCから電磁波をたくさん浴びている私には、発がん性に関しては、こちらの方が深刻です。

2、政府以上にマスコミの放送は、信用できません。情報操作・事実歪曲の多さ、なぜそうなのかを知っている身には、真に受けられないのです。

医師肥田舜太郎さんの業績はご立派なことと、マスコミの取り上げ方とストーリー展開は、別物として検証しなければいけないということです。反原発主義の意向があるのなら、「日本の国益とか日本人のため」とは異なる作用も働くからです。

今こそ日本の美・大和心が発揮されるべき時。福島の農産物は、しっかり食べたいと思います。

そして福島の原発被害は、東京電力と民主党政権の招いた人災であって、しっかり責任を取らせたいです。未曾有の天災等ではありません。現に被災地域にある東北電力女川原子力発電所は、無事です。

 

参考に長崎の専門家の意見を、添付しておきます。http://smc-japan.org/?p=1413

放射性物質の影響:山下俊一・長崎大教授

Ver.1.0 (110322-13:51 Updated: 110324-13:14)

記事の引用・転載(二次使用)は自由ですが、末尾の注意書きもご覧下さい。

※あくまでコメント時の状況に基づいています。ご注意下さい。

 

山下 俊一(やました・しゅんいち)教授

長崎大学 大学院医歯薬学総合研究科 附属原爆後障害医療研究施設 教授
 世界保健機関(WHO)緊急被曝(ひばく)医療協力研究センター長
 日本甲状腺学会理事長
 ※現在、福島県知事の要請で、放射線健康リスク管理アドバイザーとして現地の被ばく医療に従事している。

退避の初動について

 最初の1週間、想定外の事象が連続し、情報交換がなかなかうまくいかず、諸対応に遅れが出たことが残念です。国の行った住民避難の方法が通常と違い、事の重大さがまず理解されました。通常は事故サイトから10キロが緊急避難範囲と想定されていました。まず屋内退避の勧告を出し、環境中の放射線量が下がらないときに避難勧告を出します。今回は、20キロ圏内から避難させた後、さらに30キロ圏内で屋内退避の勧告がでました。安全な所まで下がったのであれば、そこでさらに屋内退避というのがおかしいのです。

 今回は、次々に原子炉のトラブルが発生し、未曾有の事態です。放射性物質が断続的に出続けています。放出されている放射性物質は複数あり、それぞれ放出量も違います。測定モニタリングを続け、30キロ圏内の屋内退避が間違っていないかも検討していかなくてはなりません。

 

放射性物質の影響をチェルノブイリと比較して

 放射性物質はいたる所に降り注いでいます。一方で、放射性物資はトレーサーと呼ばれるように非常に検出され易い物質であり鋭敏な値を出します。現在検出されている量が即、健康に影響があるわけでないことは明らかです。

 チェルノブイリの原発事故をフィリピンのピナツボ火山の噴火と考えると、今回の事故は、普賢岳や新燃岳の噴火に例えられます。どちらも、近くにいると、火山灰や火山流でやけどしたり命の危険がありますが、遠く離れれば被害は減るというところで共通します。違いは、ピナツボ火山の影響は地球上の広範囲に広がったのに対して、普賢岳や新燃岳の噴火の影響が及ぶ範囲は狭いという所です。

 福島第一原発から20km離れると、火山の噴出物が灰になるように、放射性物質の影響も弱まります。これまでに放出されている放射性物質は、拡散し薄まり、量がどんどん減っていきます。体についても洗い流せば大丈夫です。微量でも被ばくすれば危ないというのは、間違いです。

現状の環境における発がん率

 人体にも通常、放射性カリウムなど1000ベクレル〜5000ベクレルの放射性物質があります。またラドン温泉などに行けば、当然ラドンを吸い込みます。これらの放射性物質は量が少なければ(10〜500μSv)比較的短い間では問題ありません。

 今回ほうれん草や牛乳から規定値を超えるヨウ素131やセシウムが検出されていますが、1回や2回食べても問題ありません。またヨウ素131は半減期が8日と短くすぐに影響が落ちていきます。

 1度に100mSv以上の放射線を浴びるとがんになる確率が少し増えますが、これを50mSvまでに抑えれば大丈夫と言われています。原発の作業員の安全被ばく制限が年間に50mSvに抑えてあるのもより安全域を考えてのことです。

 放射線を被ばくをして一般の人が恐れるのは将来がんになるかもしれないということです。そこで、もし仮に100人の人が一度に100msvを浴びると、がんになる人が一生涯のうちに一人か二人増えます(日本人の3人に一人はがんで亡くなります)。ですから、現状ではがんになる人が目に見えて増えるというようなことはあり得ません。

一般のかたの心配について

 原発から10kmから20kmの圏内にいて避難した人は、放射線量で1mSv程度浴びたかもしれないが、健康に与える影響は、数μSvも100mSvも変わりがない、すなわちがんの増加頻度に差がないのです。

 また、1mSvずつ100回すなわち累積として100mSv浴びるのと、一回に100mSv浴びるのでは影響は全く違います。被ばくについて心配しなくてはいけないのは、福島第一原発の中で働いている人たちです。彼らは、被ばくを避けながら決死の覚悟で働いています。彼らの健康をいかに守るかを考えていかなければなりません。一般の人は、まったく心配いりません。

 低い放射線被ばく線量の健康に与える影響は証明することができないと言われています。そこから、「証明できないがゼロと言えない」→「わからないから心配」と考えるかもしれませんが、これは間違いです。放射能は目に見えないし匂いもしないから不安ですが、科学の力で数値化することができます。被害を防ぐための一つの手段が「測る」ということです。パニックになってはいけません。社会の一員として理性ある行動をお願いします。

今後心配していることとお願い

 放射性物質が広範囲に飛び散っているので、今後食物連鎖を通じて、汚染された食べ物が市場に出るのが困ります。まずは、どの地域でどういう汚染がでているのかモニタリングし、データをきちんと出すことが必要です。それらを照らし合わせて、食べたときの被ばく線量を推定し、1年間に数十mSv〜100msvに近づくようであれば、規制が必要になります。

 食の安全に厳しい日本では監視体制が強化されると思いますが、逆に規制が風評被害を及ぼさない配慮が必要になります。福島県民が背負った震災、津波、そして原子力災害という三重苦に対して、また東日本を襲った国家存亡の非常事態にすべからく国民がその重荷を分担する覚悟が今こそ必要であり、そのことが古来山紫水明の山島と呼ばれた大和の国の“和”を大切にパニックならず落ち着いて行動する日本の誇るべき文化ではないでしょうか。

 

【参考】

山下先生が3月21日に福島市で公演された内容が、有志により全文起こしされています(外部リンク):

2011年3月21日14時- 山下俊一氏・高村昇氏「放射線と私たちの健康との関係」講演会

2011年3月21日14時- 山下俊一氏・高村昇氏「放射線と私たちの健康との関係」質疑応答

 

H23.7.27 衆院厚労委員会 東京大学 児玉龍彦参考人 3.21の雨


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自衛隊さん ありがとう [地震・大震災・津波・原発・新型コロナウイルス]

  • aikijpaikijp自衛隊第へ約7割が死亡・行方不明の大川小児童から手紙。「つなみのせいで、大川小学校のわたしのおともだちがみんなしんでしまいました。じえいたいさんががんばってくれているので、わたしもがんばります」。「日本をたすけてください。いつもおうえんしています。じえいたいさんありがとう」。05/11 10:47

  • aikijpaikijp今月は、震災以来、二ヶ月ぶりに再開される道場が多い。この間にグッと背が伸びた青少年、すっかり頭髪の薄くなった中高年と、様々な再会。どれも楽しく感動がある。さて皆さんには、二ヶ月ぶりの私がどう見えたのだろう?やや聞きにくくくも、興味があります。05/11 06:23

「わたしもがんばる」 女児の手紙が自衛隊員の心の支え

2011.4.30 16:51

女児が陸上自衛隊第14旅団の隊員に手渡した手紙(同旅団提供)

 東日本大震災で被災した宮城県石巻市などで活動中の陸上自衛隊第14旅団(香川県善通寺市)の隊員が、津波で児童の約7割が死亡・行方不明となった石巻市立大川小の児童とみられる女児から捜索活動に感謝する手紙を受け取った。コピーが他の隊員にも配られ、心の支えになっている。

 手紙は動物のイラストが描かれた1枚の便箋に

「つなみのせいで、大川小学校のわたしのおともだちがみんなしんでしまいました。じえいたいさんががんばってくれているので、わたしもがんばります」とつづられていた。

「日本をたすけてください。いつもおうえんしています。じえいたいさんありがとう」とも。

広報を担当する伊丹秀喜2等陸尉(47)は「手紙に大きな力をもらった。気持ちに応えられるよう、一日も早い復興に力添えしていきたい」と話している。

 旅団では手紙をコピーし、多くの隊員が財布などに入れて持ち歩いている。

自衛隊への手紙.jpg


タグ:自衛隊

Twitterまとめ投稿 2011/04/29 [地震・大震災・津波・原発・新型コロナウイルス]

  • aikijpaikijp同感ですRT @nishijimakinji: 役員報酬半減、大変厳しい数字…東電の清水社長(読売)http://p.tl/ST9D ◆半減でも1850万円もあるのに、何をグタグタ言っているのか。ゼロにすべき。04/28 21:29
  • aikijpaikijp苦労は実る、といいます。次の世代か、その次かは、分かりません。それは家族が良い人に育った、というような成果だと思います。東北の方々は、大変なご苦労をなさっています。それを助ける現場の仕事の方も、同じです。東北には、立派な人間が、将来、現れると思います。04/28 21:27

なぜレベル7の発表があったか?選挙対策と内部被曝対策です [地震・大震災・津波・原発・新型コロナウイルス]

  • aikijpaikijp(あ)ちゃんのブログ、添付しました。(あ)ちゃんも貴殿も、もうすぐ初段だね(笑い@kutsu30 中野、勉強になります。今日は(あ)ちゃんにいいことを教えてもらいました。八王子レディースに展開します!http://ow.ly/4zmXQ04/13 23:53
  • aikijpaikijp靴を揃えられるようになった。挨拶ができるようになった。姿勢が良くなった。そんなことでも、武の形を通して得たものなら、立派な武道です。稽古開始の動機は、何でもかまいません。04/13 23:49
  • aikijpaikijpタイ国のコメ支援を断ったのに、不自然な演出。民主はどうしても中国韓国に、頭上がらず。RT @siro_kuma3: 東日本大震災 韓国民間団体からの支援物資を乗せたトラックが現地へ出発 http://bit.ly/i3hKmW04/13 18:34
  • aikijpaikijp中野の稽古お疲れ様。ここの雰囲気、どう?とに宜しく!@kutsu30 (と)の帰国が延期になったでござる04/13 18:32
  • aikijpaikijp民主選挙に負けので、危機をあおって国民の目を反らせる為?RT @kkato03: 「ロシア専門家は、引き上げに「行き過ぎ」レベル4にも届かない」批判 http://t.co/9KKHD7o 「仏機関、福島レベル7「チェルノブイリに匹敵しない http://t.co/tCY0pzz04/13 18:31

ロシア専門家は、引き上げに「行き過ぎ」「レベル4にも届かない」批判

2011/04/13 07:48更新

記事本文

 日本政府が12日、福島第1原発事故の深刻度を国際評価尺度で旧ソ連のチェルノブイリ原発事故並みの「レベル7」に引き上げたことに対し、ロシアの専門家らからは「行き過ぎ」などと疑問の声が上がった。タス通信が伝えた。

記事本文の続き 国営原子力企業ロスアトムのノビコフ報道官は「当初の評価(レベル4)は低すぎたが、今度は振り子が逆に振れ、高すぎる」と指摘。事故発生時に深刻な健康被害が出ていないことなどを理由に、レベル5より高くはないとした上で、レベル評価を含む政府の対応をこれ以上非難されないための政治的判断との考えを示した。

 ロシア科学アカデミー原子力エネルギー安全発展問題研究所のアルチュニャン副所長は、福島の事故で住民が浴びている放射線量は、日常生活で自然環境から受ける量の10分の1程度であり「健康への影響から判断すればレベル4にも届かない」と述べた。

(共同)

ロシア レベル7の判断疑問視

4月14日 4時32分

福島第一原子力発電所の事故が旧ソビエトで起きたチェルノブイリ原発事故と同じ「レベル7」と評価されたことについて、ロシアの原子力公社のトップは日本政府の判断を疑問視する考えを示しました。

ロシアの原子力公社「ロスアトム」のキリエンコ総裁は、13日、訪問先の中国で記者団に対し、「福島第一原発の状況は思ったほどには悪化しておらず、われわれの評価ではレベル6にも達しない」と述べ、原子力開発史上、最悪の惨事となったチェルノブイリ原発の事故と同じレベルと評価した日本政府の判断を疑問視する考えを示しました。そのうえで、キリエンコ総裁は日本が厳しい評価を決めた理由について、「原子力とは別の財政上の問題があるのではないかという疑いも残る」と述べ、事故のレベルを引き上げることで、事故に伴う巨額の保険金などの支払いを免れようとする意図があるのではないかという見方を示しました。

 

仏機関、福島レベル7「チェルノブイリに匹敵しない」

2011/04/13 09:44更新

記事本文

 フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)のグルメロン放射線防護局長は12日の記者会見で、国際評価尺度(INES)の暫定評価で、最悪の「レベル7」とされた福島第1原発事故について、重大だが旧ソ連のチェルノブイリ原発事故には「匹敵しない」との見解を明らかにした。

関連記事

記事本文の続き 同局長は「現時点で福島事故は極めて重大だが、チェルノブイリ級ではなく、将来そうなることもない」と指摘。

 福島事故で深刻な放射性物質の放出が起きたのは3月12日から21日の間で、放出量はチェルノブイリ事故の10分の1にとどまっている点が「根本的に違う」と説明した。

 局長は、放射性物質の広がりについて、風向きや気象の影響で福島原発周辺の限られた地域にとどまっているとも指摘。欧州への影響は「チェルノブイリ事故と比べれば、無に等しい」と述べた。(共同)

【福島原発「レベル7」】
政府、先月下旬には認識 お粗末対応で「日本不信」増幅

2011.4.14 00:13 (1/3ページ)

枝野記者会見.jpg

記者会見する枝野官房長官=12日午前、首相官邸

 東日本大震災から1カ月以上経過した後に、福島第1原子力発電力の事故を国際原子力事象評価尺度(INES)で最も深刻な「レベル7」に引き上げた政府の対処方針に疑念が生じている。枝野幸男官房長官は13日の記者会見で、先月下旬には「レベル7」の可能性を認識していたと説明。13日にはほかにも政府の“お粗末な”対応が次々と明らかになり、事態収束どころか「日本不信」を増幅させる事態になっている。

 

1カ月遅れの追認

 「報告は受けていた」

 枝野氏は記者会見で、原子力安全委員会から3月23時点で今回の原発事故について「レベル7の可能性がある」と報告を受けていたことを明らかにした。

 半月以上も事態を放置したことになるが、枝野氏は「不確かなことを政府見解として報告していいかどうかの問題もある」と釈明。

 ただ、今回のレベル引き上げは3月15日ごろの放射性物質量が根拠。現在は1万分の1に減っている。事故発生から1カ月後の「追認」は、国際社会に「現在もチェルノブイリ事故と同じ状態」との印象を与えかねない事態を招いている。

2011.4.14 00:13 (2/3ページ)

 

放出後に「予定」通知

 13日の衆院外務委員会では、東電による低濃度放射能汚染水の海への放出について、外務省が各国の在京大使館への通知をすべて終えたのが「放出後」だったことが明らかになった。

 外務省は4日午後4時の外交団への説明で東電の放出方針を報告したが、出席したのは東京に大使館を置く149カ国中51カ国。東電はその後、7時すぎの放出開始を発表し、7時3分に放出を始めたが、外務省が各国大使館に「緊急」と題してファクスやメールを送り始めたのは7時5分。文面は「今夜遅く行われる予定」としたままだった。

 松本剛明外相は事実を認めて釈明したが、こうしたちぐはぐな対応が韓国首相の「日本は無能」発言につながった側面は否めない。

2011.4.14 00:13 (3/3ページ)

 

感謝広告も限定的

 菅直人首相名で11日付の外国紙に掲載した「感謝広告」にも批判が出ている。掲載したのは、国際英字紙インターナショナル・ヘラルド・トリビューンと米英仏中韓露の1紙ずつの計7紙。ドイツやイタリア、台湾、インドなど震災への支援を表明した134カ国・地域の大半に広告を掲載することができていない。

 ネックになっているのは広告予算。松本氏は衆院外務委で「復興にお金を振り向ける中で、ギリギリの範囲で予算の枠を設けた」と述べた。だが、広告の掲載がなかった在外公館からは「『日本に感謝されていない』との誤ったメッセージを与える」との不満が漏れている。

管理人の感想

1、レベル7の内容 

2、その発表が統一地方選挙前半戦大敗の選挙結果が出た翌日の発表

この二つに分けて、考えたいと思います。

1、については

ロシア:「事故発生時に深刻な健康被害が出ていないことなどを理由に、レベル5より高くはないとした上で、レベル評価を含む政府の対応をこれ以上非難されないための政治的判断との考えを示した。」 「福島の事故で住民が浴びている放射線量は、日常生活で自然環境から受ける量の10分の1程度であり「健康への影響から判断すればレベル4にも届かない」と述べた。」

「原子力とは別の財政上の問題があるのではないかという疑いも残る」と述べ、事故のレベルを引き上げることで、事故に伴う巨額の保険金などの支払いを免れようとする意図があるのではないかという見方を示しました。」

フランス:放射性物質の広がりについて、風向きや気象の影響で福島原発周辺の限られた地域にとどまっているとも指摘。欧州への影響は「チェルノブイリ事故と比べれば、無に等しい」と述べた。」

以上で真実に近いことが説明されています。

2.について

a.統一地方選挙に大敗したことで、岡田に対する責任・菅首相を降ろす圧力が増大する。

b.これまで政府と東電は、さまざまな情報隠蔽をしてきた。それが内部被曝の問題です。

c.「今回の放射能汚染事故は、民主党原子力政策と事故後の対応の悪さに起因する人災である」との一般的見方を、一気にレベル7にすることで、「福島原発も東電」もいっしょに切り捨てる。

政府は一気に過大なレベル7を、選挙翌日に発表することで、三つの問題の膿を、吐き出すことができます。

さて話題は、内部被曝の深刻さです。

(引用開始 共立耳鼻咽喉科院長 山野辺滋晴)

原爆放射線量評価体系は、飲食や呼吸による内部被曝の影響を十分には反映していないとする意見も存在しています。つまり、低線量の外部被曝
だけが繰り返される環境であれば被曝量は分割されて健康被害は少なくなると評価できますが、呼吸や飲食による内部被曝が長期にわたって継続する環境では、たとえ内部被曝の増加が少量ずつであっても放射能による健康被害は確実に蓄積していくと考えるべきではないでしょうか。

さらに、原子爆弾では放射性物質の拡散は一回だけですが、原発事故では放射性物質の拡散が低線量ではありますが継続します。

したがって、今回の福島原発事故では、今後長期間にわたって内部被曝の危険性が継続する可能性があるわけですから、空間放射線量の積算だけ人々の安全性を論じることはできないと思います。

 内部被曝の中の呼吸による内部被曝では、放射性物質の飛散範囲が問題になります。
今回の福島原発事故では、原子炉建屋の爆発やドライベントがあった時に大量の放射性物質が空気中に放出されました。米エネルギー省の調査によると、3号機の爆発の後で風下になった北西方向に30~40キロにわたって高濃度の放射能汚染地帯が拡がっています。今後も同様の爆発やベントが起きる可能性は否定できませんから、原発の風下で発生する放射性降下物による内部被曝を防ぐ対策を啓蒙する必要があると考えます。もし再び爆発やドライベントが起こって放射性プルームが発生する様な事態があれば、行政は風下地域に被曝に対する警報を出すべきでしょう。

 また、一旦地上に粉塵が降下しても、塵の状態なら風によって再び舞い上がることが知られています。これはスギ花粉でも観察される現象ですが、放射性降下物でも発生します。気象庁気象研究所の環境放射能研究では、セシウム、プルトニウム、ストロンチウムなどの放射性降下物は風によって砂塵とともに舞い上がることが推測されていますから、放射能汚染が強い屋内退避地区などでは、風が強い日などにも内部被曝を防ぐ防塵対策が必要になるはずです。こうした放射性物質を含む粉塵の危険性は、内部被曝の反復を防ぐために、警察や消防関係者だけではなく一般住民やボランティアにも周知しておくべきだと考えます。

 このように、放射性物質を含む粉塵による内部被曝は無視できません。粉塵を肺に吸い込むばかりではなく、鼻粘膜、咽頭粘膜、気管壁に付着した粉塵は、繊毛機能によって鼻汁や喀痰とともに嚥下されるからです。特に生物学的半減期が長い核種については注意が必要でしょう。現在、放射性のヨードやセシウムばかりが計測されていますが、セシウム-134の生物学的半減期が約100~200日であるのに対し、ストロンチウム-90の生物学的半減期は約50年にも及びます。ストロンチウム-90はβ崩壊するので計測が煩雑で、これまで観測対象になっていないようです。しかし、放射性ストロンチウムは白血病の原因にもなるわけですから、たとえ少量ずつの内部被曝といえども軽視するべきではないでしょう。できれば、福島原発における爆発事故で発生したプルトニウムやストロンチウムなど様々な放射性核種が拡散した範囲と量を確認するべきだと思います。東京電力(参照1,2)と福島県原子力センター福島支所(参照3)
は、事故発生前に行っていた環境試料中のプルトニウムとストロンチウムの測定を事故発生後は中止したままですから、直ちに再開すべきです。

参照1: http://www.tepco.co.jp/fukushima1-np/monitoring/index9.html
参照2: http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/t19780929001/t19780929001.html
参照3: http://www.atom-moc.pref.fukushima.jp/branch.html


(引用終り)

政府と東電は、発がん性のきわめて高いプルトニウムとストロンチウムのデータを隠していましたが、今後内部被曝による発ガンの危険性に社会の耳目が集まることを予測して、この機会に過大なレベル7を一度発表して、国民の怒りの緩衝地帯を作ろうとしたのだと思います。

レーニン・毛沢東・ポルポト・北朝鮮王国、左翼はいつも国民を騙します。

参考 西村眞悟 平成23年4月26日 http://www.n-shingo.com/cgibin/msgboard/msgboard.cgi?page=625

現政権も極左集団で、国民を放射能の危難に遭遇させても、自分達の「票と金」確保のことしか考えません。そのために今、必死の進めているのが

「外国人参政権付与と

選択的夫婦別姓を導入する民法改正案と

人権侵害救済機関設置法案(旧人権擁護法案)」です。

きわめて危険です!

民主党、人権救済機関検討チームが初会合 党内に異論も

2011.4.13 19:23

 民主党は13日、「人権侵害救済機関検討プロジェクトチーム(PT)」(座長・川端達夫衆院議院運営委員長)の初会合を国会内で開き、内閣府の外局として人権侵害を調査・勧告権限を持った独立機関を設置する法案の今国会提出を目指し、協議を始めた。同党としては、5月上旬までに党内合意を図る方針だが、党内には慎重意見も根強い。

 川端座長は冒頭のあいさつで「一刻の猶予も許されない。政権交代をしたのだから、大きな一歩を踏み出したい」と述べた。

 人権侵害救済機関をめぐっては、民主党が平成21年の衆院選マニフェスト(政権公約)に創設を明記。今年3月には仙谷由人代表代行が部落解放同盟の全国大会で「民主党政権で成立させることが義務だ」と意欲を示した。ただ、党内の保守系議員を中心に「公権力の介入により、表現の自由が侵害される」などの反対論が根強い。

 

仙谷代表代行、人権救済法案は「民主党政権の義務」

2011.3.3 16:32

 民主党の仙谷由人代表代行は3日、都内で開かれた部落解放同盟の全国大会で、人権侵害救済機関設置法案(旧人権擁護法案)について、「マニフェスト(政権公約)に掲げており、民主党政権で成立させることが義務だ」と述べ、法案成立に向け強い意欲を示した。

 仙谷氏はさらに、「昨年9月、千葉景子法相が辞任するときに、『内閣官房で責任を持ってやってほしい』と要請を受けた。今後、野党とも協議を重ね、必ず成立させるよう尽力したい」と語った。

 同法案は、強大な権限を持つ人権委員会の新設を柱としているため、自由な言論を阻害する可能性があるとして、永住外国人への地方参政権(選挙権)付与法案や、選択的夫婦別姓を導入する民法改正案とあわせ、日本の伝統・文化が破壊されると懸念する声が根強くある。

人権擁護法案 反対


pt1 上杉隆氏ら自由報道協会による「原発事故」取材の報告 [地震・大震災・津波・原発・新型コロナウイルス]

  • aikijpaikijpアメリカは敵には原爆も枯葉剤も落とす。片や恭順の意を示すと、loveを説く。我々は植民地に過ぎないと思う。@RocketNews24 「日本、俺たちがついてるぞ。全世界だぞっ!」NYから世界へ向けて、日本への募金を呼びかける動画が話題 http://goo.gl/tnUXh04/07 22:35

民主党の政策 東京電力の体質 [地震・大震災・津波・原発・新型コロナウイルス]

  • aikijpaikijpいいこと仰せになる!そうですね。RT @drpopper: もう、元の世界には戻らないのかもしれない。でも、戻る必要がないようにも思える。次の世界に向かえば良いのだから。03/29 23:14
  • aikijpaikijp親子で合気道、しみじみ楽しんで下さい。まだインフルエンザ流行っていますよ、一部で。RT @happiness_nami: 我が家だけでしたのでマンツーマンでしっかりお稽古できました!!03/29 21:57
  • aikijpaikijp2万人以上の米軍と、空母その他の兵器に助けてもらわないとならない、我が国の安全保障、まともか?考え直す機会と成れば、犠牲者が少し浮かばれるのか。RT @nhk_news: 米軍 かつてない規模で支援 http://nhk.jp/N3uw6HbF #nhk_news03/29 21:54
  • aikijpaikijpちなみに、今日の稽古どうでした?RT @happiness_nami: それぞれの気持ち。それぞれの生き方。とどまったり離れたり。それぞれに腹を括って行動してる。みんな何となくそうしているわけじゃない。どう生きたいか?家族でいたい。ここで生きたい。明日は変わるかもしれないけど、03/29 21:49

死者・行方不明者を含めて、3万人に至ろうとしている。国と国の全面戦争があったに等しい犠牲者数だ。 

福島を、放射能汚染地域にしてしまった。そしてそれは、数世代に渡ってのものになる。住むことができない地域が、生ずるだけではない。

福島の第一次産業は、どうなるのであろう。

阪神淡路大震災のころと比べても、日本は衰退していた。そこへこの地震・津波・放射能汚染の複合甚大災害。 

元へは戻れない。

可能性のある芽を伸ばし、悪い芽は断って、行くべきところへ。

その前に国民の歴史認識の修正がなされないと、一致した行動はできないと思う。

なぜか?

歴史認識・価値観が異なると、違う方向へ向き、異なる結果を生む。

東京電力福島第1原発の事故をめぐり、菅直人首相が政府のエネルギー基本計画を白紙にして見直す方針を示した。マスコミもこぞって、原発危険・廃止キャンペーンを始めた。反対運動をしてきた人を引っ張り出して、好きなことを言わせている。

それも事実だから、尊重しよう。

しかしもう一つ、大切な事実を言わせてもらう。「角を矯めて牛を殺すな!」。

菅内閣とマスコミは、反米親中露だからな。中国・韓国・ロシアの言いなりだ。

日本の国益・日本を愛するということが、欠落している。彼に言うままだと、

1、安定電力が得られず、工業生産は打撃を受け、貿易黒字がますます削減される。

2、中露に対して、ますますミリタリーバランスが弱くなる。

菅首相は、自分達民主党の問題を隠すために、問題をすり替えているのではないか?

1、3万人近い死者・行方不明者を出したのは地震と津波。原子力発電は今のところ0人。民主党政府は事故以来、「安全、だいじょうぶ!」を国民に連発してきた。今後、原子力関連で、数千人規模で死者が出る仮説でも、立てているのだろうか。

2、東芝や日立の原子力技術者達は問題を指摘していた立場であり、東電は安全管理に問題のあった立場で、別扱いすべき。

東電は大量の広告主として、あるいは幹部に対する接待などで、マスコミの東電に対する批判を封じていた

原子力安全保安院の天下り先が東電で、何の監督も機能していなかった。

3、民主党の有力な支持母体として、東電労組があった。簡単に言えば癒着していたのです。

4、「渡部恒三がCIA・ネオコンと共謀して原発導入慎重派の佐藤栄佐久前知事をお得意の冤罪で追放し、自分の甥っ子で秘書だった佐藤雄平知事に継がせた。そして米国が推進している福島原発が導入され運転開始された」これは、良くネットに見られる記事。信憑性はともかく、民主党最高顧問である渡辺恒三が、膨大な原発利権と、深い関係があったのではないかと疑念を持たせます。

5、子供手当てを捻り出すために行われた事業仕分けによって、原子力の安全対策費用・災害対策費用をことごとく削っていた。これが今回の災害を大きくした。

(引用開始 http://ameblo.jp/kororin5556/page-2.html#main) 

◆枝野の活躍

2年前にIAEAが警告か 米公電を基に英紙報道
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110316/dst11031622470108-n1.htm


日本政府は警告を受け、原発の安全性を高める約束をしたという。


麻生総理が原発安全対策予算を盛り込む
http://www.bb.mof.go.jp/server/2009/dlpdf/DL200911001.pdf

ページ:59/995に記載


枝野に仕分けされる
http://www.cao.go.jp/sasshin/shiwake3/details/2010-10-29.html



民主党政権が今年2月に福島原発の延長使用を承認
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201102/2011020700679 





◆蓮舫の活躍


・石油と塩の備蓄(仕分けパフォーマンスの生贄)

・防衛費⇒自衛隊災害救出活動も縮小

・スーパー堤防(100年に1度の大震災対策は不要)

・災害対策予備費(生活保護枠拡大(母子家庭)の財源化)

・地震再保険特別会計(子ども手当の財源化)

・耐震補強工事費(高校無償化の財源化)

・学校耐震化予算(自民党が推進していた政策)

・除雪費用(蓮舫が東北地方整備局を目の敵に)

・八ッ場ダム(「河川は自然堤防のままが環境にやさしい」) 

(引用終わり) 

原子力発電が、全て悪いことにしてはならない。

悪いのは

民主党の政策

東京電力の体質

だと思います。

西田昌司「菅総理のパフォーマンスが原発事故を悪化させた」


活動停止の道場があります。ご注意ください。 [地震・大震災・津波・原発・新型コロナウイルス]

今日の稽古の休憩時間のことです。4月に小学校入学を控えた男の子と、手を繋いで、トイレへ歩いていました。すると

「先生にお知らせがあるの?」

私:「えっ?何?」

「エレベーターは停電で止まるから、乗らないのよ」

と言いました。

このお子さんは、震災以後の計画停電で、お母さんに注意されていることと同じことを、私に知らせてくれたのです。

こんな幼いお子さんも、今、停電が必要なこと、そしてご自分の身の処し方を、心得ているのです。私たちの道場も及ばずながら、被災者受け入れや計画停電の事情に合わせて、現在12箇所の道場活動を停止しています。(リストはここ)

ご注意ください。


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福島第1原発 動画 と 仏ル・モンド紙報道 [地震・大震災・津波・原発・新型コロナウイルス]

  • aikijpaikijp「原子力発電所で使用される燃料、その放射性物質の種類と振る舞い」 2011/03/25 by藤林徹(元東芝原子炉設計部長)理論的に説明されています。 http://ow.ly/4mI1703/26 08:22

Fukushima I Nuclear Power Plant Reactor 3 explosion on March 14, 2011

 

 

Samedi 26 mars 2011 6 26 /03 /Mars /2011 23:33

3月26日 23時45分(日本時間27日7時45分)

 仏日刊紙ル・モンドは26、27日版紙面で福島原発の状況と東京電力に関する特集記事を掲載している。「日本人は原子力災害を意識し始めているものの、未だ事故の重大性には気づいていないようだ」と冒頭で同紙の東京特派員は語る。特派員によれば、「新聞、民放テレビ局、インターネットのブログなどで語られる原子力専門家の話を聞いていると、この一連の悲劇の背景に「原子力業界のロビー活動」が見え隠れしている」という。

日本の「原子力ロビー」


 この「原子力ロビー」には原子力事業を総括する経済産業省と同省の管轄である原子力安全・保安院、電力各社、電気事業連合会(電事連)、そして発電所を建設する東芝や日立といった産業界の大企業が関与し、「非常に大きな資産と影響力」を誇っているという。また、原子力関連の官庁からの天下り社員が送られることにより、完全な「情報統制」を行うだけでなく、出版やテレビ局を通じて大規模な広告キャンペーンを繰り広げ「原子力は100%安全である」という神話を築いて来た。さらに、現在の与党民主党は原子力エネルギー業界出身の組合員が多い労働組合「連合」を支持層にしているため、2009年の政権交代後もこの状況に変化はなかった。同紙は、「この行政、監督官庁、原発建設企業そして電力会社間の緊密な関係が原発反対派を黙殺し、さらに原子力に関するあらゆる疑問を回避してきた」と指摘。電力各社は「1970年代以降から度重なる原発事象を隠蔽、改ざんし続けて来た。当時最も批判が集中したのは東京電力である」と付け加える。

安全よりもコスト削減


 ル・モンド紙は未確認の情報とした上で、「電力各社は長期的な原発の安全性よりも短期の利益勘定を優先し、世界で最も地震と津波が多い日本国土の危険性を考慮していない」という東電元社員の証言を紹介。福島原発は1956年に発生したチリ地震をモデルにして5,5メートルまでの波にしか耐えられるように設計されていなかったたため、地震発生時原子炉は自動停止したものの、冷却システムは津波の影響で完全に機能を失ってしまった。東京新聞では福島原発の建設に関わった当時の東芝の技師が「設計時の耐震基準が低すぎた」と告白している。

 経済産業省は「この危機が落ち着いた段階で東京電力の処遇を決める」としているが、「それまでの間、一体何人の被害者が出るのだろうか?」と同紙は問う。

 「日本が直面しているのは自然災害ではなく、人的災害である」という東芝元社員の証言、「福島原発は異常事象と作業員の被曝が日本で最も多い発電所」という共産党吉井英勝議員の告発、さらに原発保全作業は下請会社の経験乏しい作業員が行い、今現在大災害の現場で戦っているのもその作業員達である事実も判明している。事故後の対応の遅さに加え、地震と津波が発生してから2日間、周辺住民への被害よりも設備の保全を優先させていた経緯も厳しい批判を受けて当然だ。実際、地震の際に福島原発に派遣されていたフランス原子力企業アレバ社の8名は危険性をすぐに察知して真っ先に退避している。

過信した大企業 東京電力

 今日3月26日は東京電力が福島原発1号機の操業を開始して丁度40周年を迎える。
原子力エネルギーに着手して40年目の今日、東京電力は重大な原子力災害を引き起こす直前の状態にまで追いつめられている。さらに、事故後の対応が批判に晒されているにも拘らず、ガス価格の値上げを理由に4月の電気料金を値上げすることを発表。事故発生から29時間後に行われた記者会見以降公式の場に姿を現さない清水正孝社長にも批判が集中している。
 東京電力は従業員3万8千人と(2009年度)売上げ5兆円と1337億円の純利益を誇る世界4位の大電力企業である。

「原子力安全・保安院と経産省を始めとする原子力推進ロビーに支えられ「奢り高ぶった」企業の体質が、原発内の事象や技術報告の隠蔽を生み出した温床ではないか」と同紙は問う。
 しかし今回の事故により東電グループは解体の危機にあり、同社の原子力計画も中止を余儀なくされるだろう。ましては2012年に予定されていた新規原子炉2機の工事着工などは夢の話だ。

参考記事
"Silences coupables", Le Monde, 26-27/03/2011
"La compagnie d'électricité Tepco, arrogante et dissimulatrice", Le Monde, 26-27/03/2011


米誌「タイム」(電子版)がこんな批判的な記事 2011/03/25 [地震・大震災・津波・原発・新型コロナウイルス]

  • aikijpaikijp震災関連で、皆さんにご協力頂き、恐縮しております。天ちゃんには、境内での稽古で、また新鮮な体験かと思います@murayamawataru 土曜日の立川の道場に行ってみたいと思います。指導して下さるのは平先生なんですね?天満がまた号泣するかもですが…よろしくお願いします。03/24 15:23
  • aikijpaikijpaikiは、技の理が武器術と同じですから、両立しやすいですよ。鍛えると言うよりも、無駄を省く稽古が有効です。@amasagi1202 はい、といってもこれも友達からで、槍も、もともとは棒術から始めました^^ 合気道は肉体を鍛えるのと同時に体術も身につけたかったのでやり始めました。03/24 15:21

  日本の救援体制は開発途上国以下――。22日、米誌「タイム」(電子版)がこんな批判的な記事を掲載した。
「官僚機構が救援を遅らせているのか?」というテーマで、「日本よりはるかにインフラ整備が遅れている開発途上国でさえ、災害発生から4日もたてば援助物資が被災民の手に届く。だが東北では10万人の自衛隊が救援活動を行っているにもかかわらず、援助物資が届くのに恐ろしいほど時間がかかっている」と指摘した。
 同誌は日本の入り組んだ官僚機構に問題があり、規制好きな国民性が“合法的な壁”として立ちふさがっているとして、以下の実話を挙げている。
 日本の船会社が湾岸地域に救援に向かうコンテナ船をヘリの着陸用に提供すると申し出たが、政府は船会社に正式な資格がないことからこの提案を断った。
 来日した外国人医師団が患者の診察を申し出ても、日本の医師免許がないという理由で門前払い。医師らは医療行為ともいえない最小限の援助活動をするしかなかった。政府は地震から6日後の17日になって外国人医師の医療行為を認める方針を打ち出したが、遅きに失したといわざるを得ない。
 また、海外から高齢の被災者のために薬品が寄付されたが、日本の行政当局が承認していないという理由で現地に届けることができなかった。
 輸送業者は許認可特権を持つ官僚ににらまれるのを恐れて表立っては口にしないが、不満タラタラで物資を運ぶ許可を待っている。寄付された物資は地震と津波の数時間後には東京に届いたのに、いまも倉庫に眠っているというからバカげた話だ。
 もちろん、政治家がその気になれば、こうした規制を取っ払うことができる。官僚機構と政治の怠慢が被災者を見殺しにしたといえそうだ。

 フランスのルモンド紙は22付の社説で菅首相の態度を「無責任、犯罪」と酷評しています。

菅政権は日本国民のための政府ではありません。中国と朝鮮族のための政権です。
彼らは日本をダメにするために一生懸命にはたらいています。

親日国であるアメリカ・台湾・トルコの援助は遠ざけるべく、菅政権は「中国の立場に配慮したか」「あるいは中国側からの指示があったか」です。

民主党政権は「なりすまし日本人」と彼らに騙されている左翼の政権です。そしてその彼らを操っているのが野蛮な中国・韓国です。

「なりすまし日本人」はなにも政治家だけではありません。彼らはすでにテレビ局の上層部にまで入り込んで日本人を洗脳しようとしています。
その証拠に米軍・台湾の迅速な救助活動を、テレビでほとんど報道していません。

テレビには流れないが、台湾からの援助は以下のように膨大である。

台湾からの義援金57億円を突破、「大きな愛で積極的に」と呼びかけも

3月25日(金)12時42分配信

 東北関東大震災による甚大な被害に対し、台湾からの23日時点の義援金総額が21億514万台湾ドル(約57億8800万円)に達したことが分かった。24日付で環球時報が報じた。

 台湾政府と民間の慈善団体からの義援金は23日時点で、政府系14団体から約1億9641万台湾ドル(約5億4000万円)、民間8団体から約19億873万台湾ドル(約52億4900万円)が集まった。

 台湾メディアNOWnewsによると、慈善団体が募金活動をする際には『交易募金条例』の規定に従って申請書類を用意し、募金活動をする直轄市・県の主管期間に申請し許可を受けなければならない。ただし募金活動が他地域にまたがる場合は、台湾内政部に申請するという。

 台湾内政部も台湾国民に対し、他者の苦境を人ごととせず、大きな愛をもって積極的に募金に臨むよう呼びかけている。(編集担当:畠山栄)
同じ日本の植民地政策を受けた台湾と韓国のこのような差は、アメリカによる日本弱体化のための「日本と韓国を対立させる政策」である。歴史の皮肉とも言え、まことに残念である。
台湾は人口2300万人で60億円以上もの義援金を用意してくれただけでなく、今度は野菜を無償で送ってくれる。「国」としての国交が無い日本に対して、自己責任で救助隊も派遣してくれた。
片や韓国はこの機に、日韓スワップ協定という債務保証を、要求している。
たいしたこともしない韓国と中国の援助隊だけ、国賓待遇で迎えた。これとは雲泥の差であるが、日本政府は台湾に公式感謝を述べないし、メディアも大々的に報じない。
(2011年4月2日現在、台湾支援金は100億円を越えました。)
  情けなくも、韓国・中国からの救援隊の到着には国賓待遇の出迎えをし、
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110314/dms1103141243009-n1.htm
かたや台湾からの救援隊に対しては台湾の派遣表明から2日経過して後(中国からの派遣隊の13日到着を待って後)14日に受け入れ
http://www.asahi.com/international/update/0314/TKY201103140399.html
マスコミは台湾を無視。日本人として本当に恥ずかしい気持ちでいっぱいです。
台湾の親日感情を理解するには、この一冊。門田隆将著 「この命、義に捧ぐ」。集英社
昭和24年6月、九州・延岡から小さな漁船が夜陰にまぎれて静かに離れていった。その船には、元日本陸軍北支那方面軍司令官・根本博が乗っていた。終戦時、根本は駐蒙軍司令官として、大本営からの武装解除命令を拒否し、殺到するソ連軍と戦い抜いて内蒙古在留の4万人の邦人の「奇跡の脱出」を成功させた。この時、邦人を守ってくれた蒋介石と国府軍は4年後、国共内戦に敗れ、金門島へと撤退していた。彼らへの恩義を返すため、根本は密航を決意する。そして、ついに金門島に辿り着いた根本は、押し寄せる共産軍に立ち向かった。命を捨てることを恐れず、「義」のために生きた一人の日本人と、国境を越えてこれを支えた人たちの感動の実話とは――。

4月12日現在

台湾 130億

米国 90億

韓国 16億

支那 3億



ロシア原子力専門家日本政府へ提言 Twitterまとめ投稿 2011/03/23 [地震・大震災・津波・原発・新型コロナウイルス]

  • aikijpaikijpMany my aikido Tokyo dojos closed because of the huge earthquake. I am in these bad times.
    @lctkd It's a great pleasure. Have a good day.
    03/22 23:20
  • aikijpaikijp明るいニュース!ところでそのひまわりは、どこ行くの?RT @ama1: ヒマワリが放射能汚染を20日で95%除去(露) | YUCASEE MEDIA
    http://t.co/fZBw5b6 via @yucaseemedia
    03/22 12:49
  • aikijpaikijp宮城のわかめも壊滅、中国産になります。RT @ama1: 【日中経済】中国産野菜 日本向け急増[03/21]
    http://nihon9999.blog77.fc2.com/blog-entry-8022.html
    「あっちは放射能+重金属だもんなぁ」
    03/22 12:46
  • aikijpaikijp原子力の利権は、大きいですねRT @ama1: 地震発生直後から小沢一郎が自宅地下シェルターでgkbrしてたホントの理由
    http://ow.ly/4jbps
    03/22 09:17
  • aikijpaikijpさすがに暗いギャグですRT @yamatopress_o: ふざけるな!岡田幹事長は被災者が避難している埼玉スーパーアリーナ視察後に「ありーなには人も物もあり~な」と冗談とばす。(産経) ひどすぎる。イオングループは何かしたのか?03/22 09:13
  • aikijpaikijparigato!RT @lctkd: The martial-world Daily is out! http://bit.ly/aEnAH9 ▸ Top stories today via @JParkMartialArt @RealTaiji @AikidoDorsetUK03/22 09:12
  • aikijpaikijp現場が国難を支え、必ず克服すると確信しますよね!ガンバローRT @guardian_andy: そうなんですね!あの隊長のコメント聞いたらなおさら許せんです! http://ow.ly/4jbd903/22 09:10
 

ロシア原子力専門家日本政府へ提言

知り合いにメールで教えるブログに書く
 日本で支援活動にあたっていたロシアの原子力専門家、ウラジーミル・アスモロフ氏が20日、ロシアに帰国しました。アスモロフ氏は、「ロスエネルゴアトム」の第一副総裁を務めるとともに、クルチャトフ研究所の副所長でもあります。アスモロフ氏は、長年にわたって、チェルノブイリ原発事故の処理作業を率いてきた人物です。

(なお、「モスクワ情報エクスプレス」3月22日放送分、および23日再放送分では、「日本の原発事故:ロシアからの視点」をテーマに特別番組を放送しています。サイト上「ラジオ」のタグから、アーカイブをお聴きになることができます。)

イズ)日本からの帰り、サハリンに立ち寄り、プーチン首相に日本の現状を説明されましたね。個人的な印象も含めてお話を伺えますでしょうか。 

アス)日本の方々は、原子力発電所の管理について素晴らしい腕前を持っているにも関わらず、一番重要な時にコントロールを失ってしまいました。日本の複雑で硬直的な官僚的運営モデルによって、事故への対応が遅れてしまったのです。問題を検討する場所が、現場から離れれば離れるほど、政策決定は遅くなり、運営状況が悪化します。ロシア人にとっては5分で済んでしまうようなことでも、日本ではまず委員会を立ち上げ、会合を重ねることが必要で、しかも肝心な責任者は1人だけで、常に連絡を取れるとは限りません。副大臣より下の人と話しても、何も決定できないようになっているのです。 

イズ)いま、政策決定のスピードが遅い、ということに触れられましたが、具体的な例を挙げていただくことはできるでしょうか。 

アス)いくらでも挙げることができます。事故があって停電してから9日間、原発には電力が供給されませんでした。ロシアならば、即座に地面にコイルを伸ばして、予備発電機を投入したことでしょう。もしも放水ポンプをすぐに動かすことが出来ていたならば、最悪の事態は避けられていたことでしょう。日本の人々がなにも手をこまねいていたとは言いませんが、独自の官僚的政策決定が長引いている間に、原発は燃えてしまったのです。 

イズ)どうしてロシアの専門家が日本に受け入れられるまで数日間かかったのでしょうか。 

アス)受け入れに時間がかかったのはロシア人専門家だけではありません。原子力調整委員会を代表していたアメリカ人専門家の受け入れにも時間がかかりました。その委員会は、アメリカ大統領直轄の委員会ですが、福島原発はアメリカの設計によってつくられたものです。日本側は、外国の経験や助言を活用することは、欠点をさらけ出し、自らをおとしめることになると考えていたようです。また日本国内の政治状況も、問題をさらに複雑化させました。現在、政権についている与党は、40年間野党の立場であって、運営することよりも、批判することになれてしまっていたわけです。さらに危機管理ともなればなおさらでしょう。 

イズ)ロシアの専門家らによる助言を、日本側は受け入れましたか。 

アス)最終的に日本側は、ロシア側からの助言、提言を受け入れました。ヘリコプターによって、上空から水を散布するなどということは全く意味のないことですが、我々の提言に従って、中止されました。またもう一つの例を挙げましょう。日本では放射線を懸念して、消防車を建物の50メートル以内には近づけないようにしていました。その結果、ホースから発射される水が拡がってしまい、意味がありませんでした。私たちは、ホースの先をディーゼルエンジンに近づけたうえで、建物の間近から発射するように提言しました。というのも、その作業に人は必要ないからです。日本側はとても驚いた様子で、一日中検討していましたが、最終的に我々の提言を受け入れました。

  また最も重要な提言としては、危機管理の責任者が、東京の本省ではなく、実際の現場である原発で指揮をとるべきだ、ということを申し上げました。

 (以上、21日付けイズベスチア紙より抜粋)


放射線値(量)について [地震・大震災・津波・原発・新型コロナウイルス]

私の周囲には、東京の放射線値が恐ろしくて、日本海側や四国、中には海外にまで疎開した方があります。

深いお考えがあってのことと思います。乳幼児が体内被曝をすることは、たとえ微量であっても避けたく思うのは当然です。

私は避難するつもりも非難するつもりもありません。もしかしたら「週刊朝日」など、朝日系列を信じすぎかな?(【東日本大震災】AERAに続き復活した朝日ジャーナルもKY魂の本領発揮している件:Birth of Blues http://t.co/oRC6gxG via @zenback

朝日新聞さんは、こんな記事を出すくらいだから、もとからエコエネルギーで会社を成り立たせているのでしょうね。でなければ記事にしていること全て、偽善だな。

さて話は放射線値のこと。一般人が疎開をするというなら、怖がっている対象が何なのか、非科学的な私には理解できません。

1、原子力発電所の周囲80KM以内に一年間住むと、0.09μSv

2、バナナ一本食べると、0.1μSv

3、腕のレントゲン撮影、1μSv

4、NYからLAまで飛行機に乗ると、40μSv

5、乳房のレントゲン撮影、3mSv (1000μSv=1mSv)

6、東京3月17日1時間当たり0.052mSv

7、香川3月17日1時間当たり0.052mSv

ところが私の住んでいる千葉は3月17日1時間当たり0、038mSv

いったいどこに居て何食ったら、放射線値の心配、ないのでしょうね?

参考:http://dnaimg.com/2011/03/20/radiation-chart/radiation_jp.png

福島原発は、首都圏で消費する電力をまかなっていました。福島に居住される方々には、直接には関係のないことです。原発の電力で生産し、日本の貿易黒字や対外資産を得ていたことは、間接的利益であったかもしれません。

今一番困っているのは、福島に居住される方々です。首都圏に住む方々は、

逃げる立場、場面なのか?

助けに回る立場、場面なのか?

週刊朝日のような記事は、私には理解不能です。

何にでも二面性があります。その片一方だけを主張すると、時と場合によっては「煽っている」ことにもなりかねません。

たとえば今回の震災で、東北新幹線は脱線しました。乗車されていた方は、「死ぬほど怖い思いをされた」のは事実です。一方、時速約200KMで走っていた新幹線が、理論通りに停車し、一人の死者も出さなかったことは事実です。このことはどちらも均等に、表現されるべきです。

では福島第一原発の場合どうなのか。冷却に失敗し放射能漏れを大気中にした。炉心融解の危険性がある?これは事実です。

今回被災したのは旧式の老朽機。本当なら去年廃炉にしている程の、設計上の耐用年数を過ぎた炉だった(設計上は25年でした)。

それでもこの炉は地震には耐えた。想定以上の津波でも炉は破損しなかった。
それに、2007年には指摘されていた、電気設備とポンプの耐津波強化工事をしていれば、現在の惨状は起きていなかったかもしれないです。

チェルノブイリの事故は、原発のテスト的運転中とはいえ、稼動中にバランスを失わせる運転を行い、過熱で水蒸気爆発を起こし格納容器が破損して放射性物質が炉外に自由に飛び散る段階にまで達しました。

しかし福島原発の場合は、外部の封入容器は完全密封ではなく穴が空いている危険性はあるものの、放射性物質が自由に外部に拡散するような状態からは程遠いです。

どう考えても理論上、チェルノブイリのようになる可能性は小さい。

私は週刊朝日の記事は、煽ることを商売にしているとしか、思えません。疎開や避難も、必要ないと思いますよ。

地震発生から1週間 福島原発事故の現状と今後(大前研一ライブ579)

 

 環境エネルギー政策研究所所長:飯田哲也さんのレポート

●飯田哲也
  NPO法人:環境エネルギー政策研究所(ISEP)所長。ルンド大学(スウェーデン)客員研究員。1959年山口県生まれ。自然エネルギーや原子力などの環境エネルギー政策専門家。『21世紀のための再生可能エネルギー政策ネットワークREN21』理事など国際ネットワークも豊富。温暖化ファンドやグリーン電力などを生み出すなど、社会イノベータとしても知られる。中央環境審議会、東京都環境審議会などを歴任、2009年11月には、新政権の25%削減タスクフォース有識者委員、および行政刷新会議ワーキンググループの事業仕分け人に任命された。著書に「自然エネルギー市場」(菊地書館)、「北欧のエネルギーデモクラシー」(新評論)、「自然エネルギー市場」(菊地書館)、「グリーン・ニューディールー環境投資は世界経済を救えるか」(NHK出版)、「日本版グリーン革命で経済・雇用を立て直す」(洋泉社新書)など。

以下から、pdf.でダウンロードできます。
 
http://www.isep.or.jp/images/press/script110320.pdf


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インフルエンザやノロウイルス対策、 現場の大切さ [地震・大震災・津波・原発・新型コロナウイルス]

自衛隊・消防・医療・警察の現場が、この国難を支え、必ず克服すると確信します。

震災においては上下水道などライフラインの途絶により、被災地で衛生状態が急激に悪化するものと考えられます。

完全には鎮静化していなかったインフルエンザやノロウイルスが避難所などで流行してしまうおそれは、小さくありません。

アルコール手指消毒薬やマスクなどの資材も供給が困難な状況では、対策は極めて困難であろうと思いますが、最低限のポイントを記します。
 
1)咳症状がある場合は決して他人に向って咳を吐き掛けないように配慮をお願いします。

マスクは十分量が確保できないでしょうから、咳症状や発熱がある方に優先的に着用していただくことをお勧めします。

咳やくしゃみをするときにはティッシュやハンカチで口と鼻を覆い、他人から顔をそむけるようにお願いします。(咳やくしゃみを手で受けてしまうと、その後で触ったところにウイルスなどを拡げてしまう可能性があります。)
 
2)咳症状や発熱、吐き気・嘔吐・下痢症状がある方は出来れば 1 m 以上の距離を置いてお休みいただきたいところです

が、場所に限りもあるでしょうから、少なくとも乳幼児や高齢者、免疫が低下する基礎疾患がある方からは離れるような人の配置をお勧めします。
 
3)手洗いの励行をお勧めしたいところですが、断水などで難しい場合、ある程度まで汚れを除いた後であればアルコール消毒で十分です。アルコール消毒が可能であれば、食事前と排便後に優先的に使用することをお勧めします。
 
なお、国立感染症研究所・感染症情報センターからも東北地方太平洋沖地震関連情報(
http://idsc.nih.go.jp/earthquake2011/index.html )が提供されています。
 
未曾有の国難に際し多くの方々がそれぞれの現場で奮闘されていることに、最大限の敬意を表します。
 

最期までマイク手に 避難呼び掛けた消防団員

2011年3月21日 朝刊

 「高台へ逃げてください」。地震発生の日、住民に拡声器で声を振り絞った消防団員は津波にのまれた。宮城県名取市の桜井歩さん(46)の最後のアナウンス。流された消防車は無残に押しつぶされ、団員3人は遺体で見つかったが、助手席の桜井さんは右手にマイクを握りしめたままだった。

 押しつぶされた無数の家屋や車が散乱する中、ひっくり返った1台の消防車が道路脇に寄せられている。歩さんの妻美裕紀さん(43)は20日、消防団のメンバーらと現場を訪れ、外れたバンパーの上に線香と花をそっと置いた。「おれは消防団員だから、何かあったら後は頼むと言っていたけど…」。大粒の涙が頬を伝った。

 市消防団下増田分団第5部に所属する歩さんは地震直後、「行かなきゃなんねぇ」と言い残し、慌てて家を飛び出した。歩さんは同僚の森達也さん(40)、都沢章さん(49)と3人で消防車に乗り、拡声器で避難を呼び掛けながら、逃げ遅れた高齢者を避難所へ送り届けていた。

 津波が迫る中、街には「高台へ逃げてください」という歩さんの声が響いた。近くの避難所に車で向かっていた先輩の森清部長(57)は、歩さんの消防車が津波の方に進んでいるのを目撃した。「(津波の)ごう音が大きくなって、歩の声が途切れた。3人とも最後まで勇気を持ってよくやってくれた。無念です」

 翌日、美裕紀さんが現場を訪れると、大破した消防車の窓から歩さんの腰が見えた。「服の色で分かった」。車から引き出された歩さんの右手にはマイクが握られていた。1人でも多くの命を救おうと夫は津波にのみ込まれるまで声を振り絞った。「私も夫の声を聞きながら必死に逃げた。最期までマイクを離さなかったんです。人のために尽くす人だった」

 1人残っていた都沢さんの遺体が最近確認され、車が借りられたこともあって、ようやく20日になって現場を再訪できた。

 歩さんはギターやベースが好きで、バンドを組んで歌うこともあった。父に似て楽器演奏が趣味となった長女(19)と一緒に演奏するのを楽しみにしていたという。

 「きれいな声だった。たまに歌ってくれたホテル・カリフォルニアが好きだった」。美裕紀さんの耳の奥には優しかった夫の声がいつまでも残っている。「3人のおかげで助かった人がいるのが救い。いろんな人に『歩の声聞こえたよ』と言ってもらえたから」

 (中日新聞 土屋善文)

大量被ばくの恐怖の中福島第一原発で放水活動を行った隊員の会見 後半

都知事、消防隊への圧力に抗議=原発放水「速やかにしないと処分」-海江田氏発言

 東京都の石原慎太郎知事は21日午後、首相官邸で菅直人首相と会い、福島第1原発での放水作業をめぐり、政府関係者から東京消防庁ハイパーレスキュー隊幹部に対して「速やかにやらなければ処分する」との圧力的発言があったとして、抗議した。石原氏によると、首相は「陳謝します。大変申し訳ない」と述べた。都関係者は、発言は海江田万里経済産業相からあったとしている。
 石原氏は会談後、記者団に「現場の事情を無視して、(放水作業を)速やかにやれ(と指示があった)。やらなければ処分する、ということを上から言ってはいけない」と強調。さらに、「担当大臣か何か知らないが、恐らく上から来るのだろう。そんなばかなことを言ったら戦が戦にならない。絶対言わせないでください」と首相に申し入れたことを明らかにした。
 また、同隊が使用した放水車の連続放水能力は4時間が限度だったが、政府側の指示で7時間連続で放水したため、石原氏は「完全に壊れた」と説明した。
 一方、枝野幸男官房長官は同日午後の記者会見で「これから調査する」と述べるにとどめた。(2011/03/21-19:37)

「言葉にできない。ありがとう」石原都知事、感極まり言葉詰まらせる 放水活動の消防隊員に謝辞

2011.3.21 21:35

18日に福島第一原発に出動した緊急消防隊東京都隊の第一陣と会話を交わし、目頭をおさえる石原東京都知事=21日午後、東京・西原(緑川真実撮影)

 福島第1原発事故で放水活動を行って帰京した東京消防庁ハイパーレスキュー隊員らの活動報告会が21日、東京都渋谷区の消防学校で行われた。石原慎太郎知事は参加した115人を前に感極まり、何度も言葉を詰まらせながら感謝を述べた。

 「みなさんの家族や奥さんにすまないと思う。ああ…、もう言葉にできません。本当にありがとうございました」。隊員からの活動報告を受けた石原知事は、涙を隠さず、深々と礼をした。

 石原知事は、被曝(ひばく)覚悟の活動を「まさに命がけの国運を左右する戦い。生命を賭して頑張っていただいたおかげで、大惨事になる可能性が軽減された」と称賛。さらに、「このすさんだ日本で、人間の連帯はありがたい、日本人はまだまだすてたもんじゃないということを示してくれた。これをふまえて、これにすがって、この国を立て直さなければいかん」と声を震わせた。

 活動報告会に参加した隊員の一人は「あの強気の知事が涙を流して礼を言ってくれた。上から物を言うだけの官邸と違って、われわれのことを理解してくれている。だから現場に行けるんだ」と話した。


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震災災害支援情報 [地震・大震災・津波・原発・新型コロナウイルス]

クロアチアの反政府デモ隊、日本大使館の前で止まって大震災犠牲者のために黙祷をささげる。そしてまた行進。

Prosvjed - Veleposlanstvo Japana 12.3.2011. (Protesters light candles at Japan embassy in Zagreb)

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■今日の停電・首都圏交通機関情報
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●計画停電情報
3月17日(木)の計画停電は、午前6時20分「第5グループ」から開始され
る予定です。
http://www.tepco.co.jp/index-j.html

計画停電の予定表とグループはこちらでご確認できます。
https://sites.google.com/a/creco.net/teiden-calendar/

●首都圏交通機関情報
随時更新される公共交通機関の最新情報がご覧いただけます。
http://travel.jorudan.co.jp/exit/eq.html


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■災害・消息情報サービスサイト情報
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●総合災害情報
-SAVE JAPAN! エリア別救済支援情報サイト 
http://savejapan.simone-inc.com/

-google 災害情報総合ページ
http://www.google.co.jp/intl/ja/crisisresponse/japanquake2011.html

-ウェザーニューズ 東日本大震災特設サイト
http://weathernews.jp/tohoku_quake2011/

-ユーザーローカル 停電エリア検索システム
http://machi.userlocal.jp/teiden/

●通信各社の伝言ページ
-NTT東日本災害用伝言ダイヤル「171」
http://www.ntt-east.co.jp/saigai/voice171/index.html

-NTT東日本災害用ブロードバンド伝言板「web171」
https://www.web171.jp/top.php

-NTTドコモのiモード災害用伝言板サービス
http://dengon.docomo.ne.jp/top.cgi

-ソフトバンクモバイルの災害伝言板
http://dengon.softbank.ne.jp/

-KDDIの災害用伝言板サービス
http://dengon.ezweb.ne.jp/

-イー・モバイルの災害用伝言板
http://dengon.emnet.ne.jp/

-ウィルコムの災害用伝言板
http://dengon.willcom-inc.com/dengon/Top.do


●安否確認
-google 消息情報
http://japan.person-finder.appspot.com/?lang=ja

-赤十字 安否情報確認サイト
http://www.familylinks.icrc.org/wfl/wfl_jap.nsf/docindex/locate_jap?

opendocument

-MemoLi 現在位置表示機能
http://memoli.jp/pc/jinfo/


●救援支援サイト
-義援金等受付サイト情報
http://matome.naver.jp/odai/2129989217646489401

-緊急災害電話の無料通訳情報
http://www.bricks-corp.com/
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日本赤十字社「東北地方太平洋沖地震義援金」実施のお知らせ 民主党が暗躍しています [地震・大震災・津波・原発・新型コロナウイルス]

【pray for Japan】世界中から届いた日本への祈り【We Are The World】

たいへんな地震と津波被害が日本を襲いました。
被災された方々にお悔やみを、犠牲者の方々に哀悼の意をささげます。

また、ご家族や、知人の方々など関係者がおられましたら、さぞやご心配、ご心痛なことであられましょう。重ねてお見舞いを申し上げます。

災害派遣行動中の自衛官、警察官、消防官や自治体の方々のご苦労にもお礼を申し上げます。その方々の中にも、ご自身が被災者、ご家族、知人にも被災者がおられましょう。どれほどお苦しみかとも拝察いたします。

テレビを見ている時のことです。画面に老夫婦が出てきました。嫁と孫を、避難所に探しに来たのです。そしてカメラに向かっておじいさんは、お孫さんの写真を差し出しました。おばあさんはカメラに向かって、

「来年は小学校なんだよ!出てきてケレ!」

と、泣きながら叫びました。あっ、このお子さんは5歳なんだ、そう思うまもなく、私は嗚咽がこみ上げ、仕方ありませんでした。今、思い出しても、涙が出てしまいます。

地震と津波は天災です。しかし原子力発電所の問題と自衛隊投入の悪さは人災です。そしてこのように安全保障の弱い政府を選んだのは、国民でした。 これから炉心が安定して、被害の実態が明らかになるとともに、復興期に入るでしょう。

これから国民ができるだけ支援に参加し、政府に対する監視をしっかりすることで、天災の分担と人災への償いが、少しでもできればと思います。

読者様に私のブログ「養氣錬丹の合気道」・「利他自利」をご利用いただくと、ソネットポイントが貯まります。その1ポイントが1円と換金されて、募金することが出来ます。

このたび全額を「東北地方太平洋沖地震義援金」として、全額を寄付させていただきました。これからもそれ以上の支援方法を考えるのは、当然です。

日頃のご利用に、深く感謝申し上げます。まだ余震が続いたり、被災者の皆様が支援を必要としています。

今後ともよろしくお願いします。

日本赤十字社 

東北関東大震災義援金を受け付けます

 日本赤十字社では、今回の震災の被害が甚大かつ広範囲に及んでいることから、被災県組織に代わり、皆さまからの義援金を受け付けております。

義援金窓口1  郵便局・ゆうちょ銀行
口座記号番号   00140-8-507
口座加入者名   日本赤十字社 東北関東大震災義援金
取扱期間     平成23年3月14日(月)~平成23年9月30日(金)

※郵便局窓口での取り扱いの場合、振替手数料は免除されます。
※郵便窓口でお受取りいただきました半券(受領証)は、大切に保管してください。
※通信欄にお名前、ご住所、お電話番号を記載してください。

 

 3月18日(金)12時15分配信

 フィッシング対策協議会は18日、緊急情報「日本赤十字社を騙るフィッシング(2011/3/18)」を公開、日本赤十字社を騙るフィッシングサイトが立ち上がっているとして注意喚起を行った。

 10時現在、フィッシングサイトは稼働中であり、JPCERT/CCにサイト閉鎖のための調査を同協議会は依頼したとのこと。なお、対象のサイトに関しては、フィッシング対策協議会より、日本赤十字社に確認を取り、いっさいかかわりのないサイトであることを確認済みだという。

 サイトは、「JAPANESE RED CROSS SOCIETY」を名乗るとともにすべて英文で構築されており、海外の人を対象に義援金詐欺を行うものと思われる。ただし使用されているドメインは「http://●●●●japan.jp/」となっており、日本国内に犯罪関係者がいる可能性も高い。今後類似の偽サイトが、日本語でも出現することが懸念される。

 義援金・寄付金は信頼できる企業の正規窓口から行うのが望ましい。ちなみに日本赤十字社のサイトは「http://www.jrc.or.jp/」。寄付の受付もここから行っている。ドメイン名とともに、今後の参照にしてほしい。
ユニセフ や どらえもん募金 は、集めたお金の使い道が、募金した方の意向と違う使い方がされています。管理人としてはお薦めできません)

続報 悪質化する民主党の義援金募集

民主党が日赤を通さない募金活動をした理由は、皇族が日赤の総裁をしているためで、中国・韓国の意向に沿うためであったと思います。

ところが、日赤に集まった義捐金の配分を、民主党が行うと言い出しました。

cirue_tw Apr 4, 11:50pm via ついっぷる/twipple

日赤の名誉総裁が皇后様で副総裁にも皇族の方がなられてるのよね?なのに民主党が日赤に集まった義捐金の配分基準を決めるとか、皇室に泥を塗る行為に等しい、ずうずうしいにもほどがある 身の程をわきまえない愚かものに国政に関わる資格はないよ

Retweeted by Ausmoon

daitojimari 2:32am via Tween

拡散!民主党は11日の幹事長記者会見で募金先が日本赤十字に変更され、税制上の優遇処置の対象になるとした。それはHPにも明記された、14日再びその文言が消されたことが確認された。http://is.gd/5fVgac どうなっているんだ。 #R_JPN

daitojimari 5:58pm via Tween

何の意味があるのでしょうね。11日の岡田幹事長の会見で、税制上の優遇を受けられるとし、HPにも記載したのに、昨日になってわざわざ消して、今日指摘されると復活させた。 不信感を抱かせるだけだと思いますが、お天道様は見てますよ。


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放射能被爆対応について  [地震・大震災・津波・原発・新型コロナウイルス]

管理人は科学的思考が出来ませんので、 放射線治療科医師の有益な論文をネット上で見つけ、要約編集して掲載します。著作権侵害であるとの指摘を受ければ、削除します。

まず福島原発の現状については、アメリカの専門家は日本政府見解より悲観的見解を出していることを、ご承知おきください。http://agora-web.jp/archives/1279437.html

原子力発電の基礎知識はここ。 

引用開始

 3月11日の大地震により、福島県の東京電力福島原子力発電所で放射性物質の放出という深刻な事態が発生した。マグニチュード9.0という大地震と津波による悪夢のような大災害の現実に対して被害者の救出が全力で行われている。

 一方、原発事故も大きく報じられているが、国民が放射線被ばくについて不安が強いという現実に対して上放射線被ばくについての基本的な考え方を報告し、冷静な対応を期待したいと思う。

 12日午後1時に原発の敷地境界で1015μSv(マイクロシーベルト)/hの放射線量
が計測されており、放射性物質が放出されたことは確かである。

 Sv(線量当量)とは、人体への放射線の影響を考慮して設定された線量を示す単位である。放射線障害防止法などの法令が定める一般人の年間の被曝線量限度は1000μSv(=1mSv)とされているので、確かに大きな線量である。なお医療従事者や原発従業員などの職業被ばくの年間線量限度は最大50mSv(100mSv/5年)である。この事態にたいして、原因や問題点などに関して今回は論じることは控え、健康被害についてのみ論じたいと思う。

 人類は宇宙や大地から、自然放射線を受けており、日本では年間2.4mSvの被ばくを受け、医療被ばくを加えると日本人一人平均約5mSv(5000μSv)の被ばくを受けている。また東京・ニューヨーク間一往復では宇宙からの放射線が多くなり、0.19mSvの被ばくを受けると言われており、低線量の放射線被ばくは日常的なものなのである。

 しかし放射線は被ばくしないことにこしたことはないので、テクニックとして放射線防護の3原則がある。

(1)距離

(2)時間

(3)遮蔽(しゃへい)がある。

(1)距離は放射性物質からできるだけ離れることであり、これは遠くへ避難することである。放射線の量は距離の二乗に逆比例するので、原子力発電所から1kmの地点での放射線量を1とすると10kmの地点では1/10x10=1/100 となり、100分の1の被ばく量となる。20kmの距離に避難すれば、400分の1となる。

(2)時間はそのまま加算されるので、同地点に1時間滞在よりも一日滞在すれば、24倍の被ばく量となる。

(3)遮蔽は放射線の種類やエネルギーによっても異なるが、密度の高い建材で造られた室内に退避することにより、外部からの放射線をより多く遮蔽することができる。
屋外にいるよりも木造建築の室内にいれば建造物が遮蔽体となりより少ない被ばく線量となる。さらにコンクリート造りの室内では低減する。

 さらに空気中に含まれている放射線物質からの被ばく量の低減のために皮膚を露出しない服装と帽子の着用、内部被ばくを避けるためにマスクの着用などを心掛けることである。

 また、現場で考えることは放出された放射性物質は風によって運ばれるので、風上方向への避難が重要であるが、時間的経過で風向きも異なるし、現実的に海の方向へ逃げることはできないので、とにかく(1)距離と(2)時間の原則を考えて対応することとなる。

 また放射線防護剤(内容はヨード剤)の配布が緊急被ばく医療の対応マニュアルに記載されているが、現実的にはヨードを多く含む昆布などの食品を食べながら避難することが現実的である。ヨウ素は甲状腺に取り込まれるが、事前にヨウ素を摂取し、甲状腺のヨウ素量を飽和させることにより、放射性ヨウ素が環境中にあっても、甲状腺に取り込まれないようにする対応である。

 今後の対応として、放射線被ばく者の対応であるが、まず正確な被ばく線量を把握することである。被ばく線量によって対応が大幅に異なるからである。また衣服の上から測定器で計測して被ばくしていると判定された人でも衣服に付着した放射性物質の汚染と人体の被ばく線量は異なるものであり、衣服の汚染と人体の被ばくは区別する必要がある。

 また放射線の種類やエネルギーによっても人体に与える影響が異なるため、実際に人体の被ばく線量の把握は容易ではないのである。

 なお放射線が人体に与える影響は被ばくの時間的・空間的(被ばく範囲)な違いも考慮することも重要である。

(1)急性被ばくか、慢性被ばくか、

(2)全身被ばくか、局所被ばくか

 により人体への影響は異なる。

(1)の時間的な問題としては、例えば日本酒1升を一晩で飲むのと、毎日晩酌で少量づつ1カ月間で飲むのとでは人体への影響は異なる。放射線の影響も同ようなものと考えられる。

(2)の問題としては、厳密には全身被ばくの場合と同一ではないが、胸部単純写真の撮影では0.06mSv(60μSv)、胃のバリウム検査では0.6mSv(600μSv)、胸部CT検査では6mSv(6000μSv)の局所被ばくを受ける。今回の被ばくは急性の全身被ばくであるが、極めて低線量であると考えられることから問題となることはない。

 全身の急性被ばく時の人体への影響は、250mSv(250,000μSv)以下では臨床的な症状は出現せず、影響はない。また500mSvで白血球の一時的な現象が見られ、1000mSv以上で吐き気や全身倦怠感が見られると言われている。こうした医学的な見地から見れば、今回の被ばく者の健康被害は深刻なものではない。

 避難住民に対し放射線被ばくによる健康影響について説明を行ない冷静に対応し、また汚染の程度に応じて、適切な除染処置や予測被ばく線量を把握して必要ならば医療機関への搬送が望まれる。

 最後に原発事故への対応に全力をあげて働いている原発施設の従業員をはじめとする方々の健康被害が極めて深刻なものとなる可能性があるが、致命的でない被ばく量であることを祈るばかりである。

3月15日 10時15分

 

原子力災害が起きて施設の外に放射性物質が漏れ出た場合、何に注意すればよいでしょうか。原子力発電所から放出される放射性物質は、ヨウ素や希ガスといった気体の状態で出るため、まずは、これらから出る放射線からの被ばくを防ぐ必要があります。そのため、▽室内にいる場合は、ドアや窓を閉めたうえで、換気扇やエアコンなどを止めること、▽一方、屋外にいたり避難で移動したりする場合は、マスクをしたりタオルやハンカチを水でぬらして口や鼻を覆うと放射性物質の吸い込みを防ぐ効果があります。また、▽服装は皮膚の露出をできるだけ抑えることが大切です。さらに、▽呼吸や食べ物によって体内に放射性物質を取り込む「内部被ばく」も防がなければなりません。「内部被ばく」では、体内に放射性物質が蓄積されると、長期間にわたって放射線の影響を受けることになります。一方、▽屋外から自宅へ戻った場合は、衣服を着替えたうえで顔や手を洗うことが必要です。▽水道の水や井戸水、それに屋外に放置されていた食べ物などはなるべく口にしないように気をつけることも必要です。

3月15日 10時33分

福島第二原子力発電所について、東京電力は、4つある原子炉が、15日までにすべて安全に停止したと発表しました。

福島第二原発では、3号機が今月12日に原子炉が安全に停止、1号機と2号機は原子炉内の水を冷やすポンプが津波の影響で動かなくなったものの、14日、原子炉が安全に停止し、残る4号機で、内部を冷やす機能が十分に確保できない状態が続いていました。しかし、原子炉に海水を入れるためのポンプを調整した結果、冷却機能が回復し、東京電力によりますと、4号機は、15日午前7時15分に原子炉の温度が100度以下にまで下がって、安全に停止したことが確認されました。これにより、福島第二原発にある4つの原子炉は、すべて安全に停止しました。

3月15日 13時41分

枝野官房長官は、午前11時すぎからの記者会見で、「福島第一原子力発電所の敷地の中で放射線を測定した値が、午前10時22分現在で、3号機付近で1時間当たり400ミリシーベルト、4号機付近で100ミリシーベルト、2号機と3号機の間で30ミリシーベルト、という結果が出ている。従来の数値と異なり、単位が違う。身体に影響を及ぼす可能性のある数値であることは間違いない」と述べました。さらに枝野長官は、「2号機の格納容器の部分が損傷を受けているという可能性が高いという報告を受けている。1号機、2号機、3号機ともに、一定の人体への影響を及ぼす放射性物質が出ている」と述べました。検出された400ミリシーベルトとは、40万マイクロシーベルトに当たります。人が浴びる放射線で、健康への影響がほとんどないとされているのは、被ばくの総量が100ミリシーベルト=10万マイクロシーベルトとされますが、400ミリシーベルト=40万マイクロシーベルトは、その4倍に当たります。また、400ミリシーベルトは、血液の中の白血球が減るなど、体への影響が出るレベルだとされています。

3月15日 12時34分

毎時400ミリシーベルトの放射線量について、広島大学原爆放射線医科学研究所の星正治教授は「仮に1時間その場にいれば、リンパ球が一時的に減少するなどの被ばくの急性症状が出始めるレベルだ。今回のような非常事態の場合、作業員が1度に浴びる放射線の量の上限は100ミリシーベルトとされており、1人当たり15分ほどしか作業ができないことになる。チェルノブイリの事故では数分ごとに交代して作業にあたったこともあり、作業員の安全を守るためにはこうした対応が求められる」と話しています。

3月15日
14時14分

 

福島第一原子力発電所からは、原子炉の圧力を下げるための作業などにより、周辺に放射性物質が放出され、東京などでも微量の放射性物質が観測されていますが、いずれも健康に影響が出るレベルの数値ではないということです。

福島第一原子力発電所から40キロ余り離れたいわき市では、15日午前4時に、1時間当たり23.72マイクロシーベルトと、通常の470倍に当たる放射線の量を観測しましたが、その2時間後には、通常のおよそ80倍の、毎時3.94マイクロシーベルトまで下がりました。南に110キロ余り離れた茨城県東海村では、午前7時46分に、放射線の値が毎時5マイクロシーベルトを観測したため、国に対して「異常事態」を通報をしましたが、正午現在の放射線量は、微量の、1時間当たり2マイクロシーベルトになっています。いずれも、直ちに健康に影響が出るレベルの数値ではないということです。東京都や神奈川、千葉、埼玉、栃木の各県でも、早朝を中心に通常の数倍から数十倍程度の放射線量を観測しましたが、いずれも直ちに健康に影響が出るレベルではないということです。東京都ではヨウ素やセシウムなどの放射性物質も観測されたということです。これらの地域で計測された1時間当たりの放射線の量は、高い数値でも一般の人が年間に浴びても許容されるレベルの100分の1以下で、それぞれの自治体ではいずれも直ちに健康に影響が出る数値ではないとしています。宮城、山形、秋田、青森の東北地方の各県や、新潟県、群馬県では、放射線の数値に大きな変化は見られないということです。放射線医療が専門の東京大学医学部の中川恵一准教授は、「福島の原子力発電所から漏れ出たものだと考えられ、都内でも検出されることは十分ありえることだ。ただ、量は極めて微量なので健康への影響は全くない。今の状況であれば、今後も健康に影響が出るレベルに達するとは考えにくいので、安心してほしい」と話しています。

3月15日 15時4分

細川厚生労働大臣は、閣議のあとの記者会見で、福島第一原子力発電所の敷地内で、人の健康に影響を及ぼす可能性のある、高い値の放射線が測定されたことに関連し、治療が必要な被ばく患者が多数に上る場合に備えて、医療提供態勢を整えることを検討していく考えを示しました。

この中で、細川厚生労働大臣は、福島第一原子力発電所の敷地内で、人の健康に影響を及ぼす可能性のある、高い値の放射線が測定されたことに関連し、記者団が「被ばく者が多数出た場合に備えているのか」とただしたのに対し、「今対策はとっていないが、準備しなければならないと考えている」と述べ、治療が必要な被ばく患者が多数に上る場合に備えて、医療提供態勢を整えることを検討していく考えを示しました。厚生労働省は、これまでに、全国の国立病院などに要請し、被ばくした可能性のある住民の健康検査などに当たる医療チームを、福島県に派遣しています。また、細川大臣は、東北関東大震災への今後の対応について、「被災者の皆さんに対する医療提供のほか、亡くなられた方の遺体の埋葬の問題などに、省を挙げて取り組んでいきたい。また、計画停電について、特に自宅で療養している患者への影響が心配されるので、しっかり対応していきたい」と述べました。

 【ベルリン時事】国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長は14日、記者会見し、東日本大震災で爆発を起こした福島第1原発について、「チェルノブイリ原発事故のような事態になる恐れは非常に低い」との見解を示した。
 天野事務局長は、福島第1原発は「チェルノブイリとは設計も構造も異なっている」と説明。また、今回の事故はチェルノブイリのように人為的なミスや設計上の問題が原因ではなく、「想像を超す自然災害に見舞われたために起きた」と語った。(2011/03/15-06:04)

3月15日 17時3分

東京電力は、15日午後4時からの記者会見で、「福島第一原子力発電所4号機で使用済み核燃料を入れているプールの水がなくなって、燃料棒が露出し、水素爆発が起きた可能性もある」と述べましたが、原因はまだ特定できていないとしています。そして現在も、4号機の使用済み核燃料のプールに水があるかどうか、確認ができていないとしています。また、放射線を測定するモニタリングポストの値が、15日午前10時22分現在で、3号機付近で1時間当たり400ミリシーベルトの高い放射線量が確認されたことについて、水素爆発した原子炉建屋の一部が飛び散って、高い値が出た可能性があるということです。

3月15日 17時47分

枝野官房長官は、午後4時すぎの記者会見で、福島第一原子力発電所について、午前中、高い数値を計測した敷地内の放射線の量が、その後、低下していることを明らかにし、「若干、安どしている」と述べるとともに、引き続き数値の改善に取り組んでいく考えを示しました。一方、枝野長官は、5号機と6号機について、「じわじわと温度が上昇している」と述べ、それぞれの原子炉が冷却できるかどうか注視していく考えを示しました。

この中で、枝野官房長官は、福島第一原子力発電所について、「1号機と3号機は、現時点で安定的に給水が行われている。2号機については、給水が行われているが、安定的という見方をしてもいいものかどうかは、経緯を見る必要がある」と述べました。また、枝野長官は、午前中、正門付近で1時間当たり8217マイクロシーベルトの放射線の量を計測したことについて、「緊張感を持って受け止めなければならない数値だが、瞬間的な数値なので、低下してきており、この点は若干、安どしている」と述べました。さらに、3号機の付近で1時間当たり400ミリシーベルトという、人体に影響を及ぼす高い放射線の量を計測したことについて、「その後の分析によって、きのうの建屋の崩壊によって生じたがれきが原因ではないかという見方も出ている。断定はできないが、正門付近の数字も下がってきており、火災が起きた4号機から大変高い放射性物質が継続的に出ている状況ではない可能性がある」と述べ、引き続き数値の改善に取り組んでいく考えを示しました。一方、枝野長官は、点検のために運転を停止していた5号機と6号機について、「津波の影響で原子炉を冷却するための動力がうまくいっておらず、じわじわと温度が上昇している。4号機のように水素爆発が起きないよう努力している」と述べ、それぞれの原子炉が冷却できるかどうか注視していく考えを示しました。

 3月15日 18時51分 

福島第一原子力発電所の3号機付近で計測された毎時400ミリシーベルトという放射線量について、東海村の臨界事故で被ばく患者の治療に当たった国際医療福祉大学の鈴木元教授は「1時間、その場にいると、将来的にがんになるリスクが有意に上がってくるレベルの数値だ。具体的には、がんのリスクが10歳では8%ほど、50歳では1%ほど高くなる」と話しています。そして「このレベルの数値が計測され続けた場合、作業員の安全確保のために現場での作業が難しくなる可能性もある」と指摘しました。そのうえで住民への影響については「放射性物質は環境中で薄まっていく。避難指示が出ている20キロまで離れていれば多少、放射性物質が体につくことはあっても健康に影響が出ることはないので、冷静に対応してほしい」と話しました。そして30キロ圏内の屋内退避の指示については「外出していた人は念のため、その時、着ていた服を袋に入れて密閉したりシャワーを浴びたりすればよい。また、30キロ圏外でも風下方向の人は、念のため不要な外出を控えることが望ましいと思う」と話しました。

被曝された、あるいはそのおそれがある妊娠中あるいは授乳中の女性のためのQ&A
;pdfファイル←日本産婦人科学会
かまたみのる 公式ブログ  2011・3・14  原発事故
実に微量な放射能であること。
微量だがヨード剤を飲みたい人にはヨード剤を提供すること。
この1週間が、甲状腺がんを防ぐ大事な時期であること。
放出された放射能は、実に微量であるが、体内被曝を防ぐことがとても大事なので、埃と一緒に放射能を含んだホットパーティクルを吸わないこと。
雨にあたらないこと。
放射線医学総合研究所 が対応について情報提供しています。

破局は避けられるか――福島原発事故の真相
ジャーナリスト 広瀬隆
 怖い悲観論です。

3月17日 4時1分

深刻な状態が続いている福島第一原子力発電所では、3号機と4号機の使用済み燃料のプールが冷却できない状態になっていて、このままの状態が続くと、燃料が露出して壊れ、放射性物質が外部に漏れ出すおそれがあります。政府の対策本部は、一刻も早い冷却機能の回復を目指すとして、地上からプールへの放水を行うなど、対策を急ぐことにしています。

福島第一原子力発電所では、16日、3号機付近で白い煙のようなものが上がり、東京電力は、3号機の使用済み燃料を保管しているプールが冷却できない状態になり、水が蒸発しているとみています。また、4号機も、15日、使用済み燃料のプールが入っている建物で爆発があり、3号機と同じような状態になっているとみられ、経済産業省の原子力安全・保安院は、その際に水素が発生し、水素爆発が起きたとみています。特に4号機は、原子炉の機器の交換に伴って、通常よりも多いすべての燃料集合体がプールに入っているため、熱量が多く、水温が上昇しやすいという問題を抱えています。政府の対策本部は、このままの状態が続くと、燃料が水面に露出して壊れ、大量の放射性物質が外部に漏れ出すおそれもあるとして、警視庁の機動隊の放水車などを使って、早ければ17日朝からプールへの放水を行う予定です。深刻な状態が続く福島第一原発では、放射性物質の放出が続いており、一刻も早い冷却機能の回復が急がれています。一方、地震が発生したときに定期検査中だった5号機と6号機でも、燃料を保管するプールが冷却できない状態で、水温の上昇が続いています。このうち、946本の燃料が保管されている5号機では、16日の水温が前日よりも5度上がって63度、また、876本の燃料が保管されている6号機では、前日よりも4度上がって60度でした。東京電力は、このまま水温の上昇が続くと3号機や4号機と同じ状況になりかねないとして、冷却機能の回復を急ぎたいとしています。

3月17日 4時16分

アメリカ国防総省は、東北関東大震災で救援活動を行っているアメリカ軍について、福島第一原子力発電所から半径90キロ圏内では原則として活動を見合わせる方針を明らかにしました。

アメリカ軍は、被災地の周辺に原子力空母「ロナルド・レーガン」をはじめ、15隻の艦船を派遣していますが、国防総省のラパン副報道官は、16日、「問題が起きた発電所から半径90キロ以内の地域では、アメリカ軍の通常の活動を行わないことを決めた」と述べました。また、こうした活動の規制は、兵士らの被ばくを避けるためだとする一方で、必要があれば、上官から許可を受けて90キロ圏内で活動する場合もありうるということで、その際には、兵士らに対し、被ばくによる症状を抑えるためにヨウ化カリウムの錠剤を事前に服用させるとしています。さらに、ラパン副報道官は、救援活動に当たっているヘリコプターの一部の乗組員が低レベルの放射性物質に汚染されたものの、アメリカ軍全体には大きな影響は出ていないとして、今回の活動規制はあくまでも念のための予防措置だと説明しました。福島第一原子力発電所の一連のトラブルを巡って、アメリカ軍は、日本政府からの要請を受けて、これまでに消防車2台を派遣したほか、ホースやポンプなどの機材を現地に送る準備も進めているということです。

日本の原発について 英国大使館発表

2011年3月16日 14:46 Tom Vincentさん作成

元: Paul Atkinson 2011年3月15日6時55分

http://www.facebook.com/notes/paul-atkinson/japan-nuclear-update-british-embassy/10150111611771235

さきほど東京の英国大使館の会見から戻ってきました。日本の原発の現状についてでした。英国政府主席科学顧問(Chief Scientific Adviser)ジョン・ベディントン (Sir John Beddington)が代弁者をつとめ、数名の原子力発電の専門家も同席しました。日本の現状について、彼らの状況判断は下記の通り:

 ●比較的悪い場合(1個の原子炉の完全メルトダウンとそれに基づく放射性爆発の場合)、避難エリアの50キロは人の健康の安全を守るために十分な距離でしょう。もっと最悪な状況でも、(2個以上の原子炉がメルトダウンする場合)1つの原子炉のメルトダウンのときと比べ、被害にさほど変わりはないでしょう。

●現状の20キロ退避指示区は現状の放射能レベルにたいして適切な範囲でしょう。このまま炉心への海水注入を続くことができれば、大きな事件を防ぐことができるでしょう。これからさらなる地震と津波が起きた場合、海水注入ができなくなる可能があり、その場合上記のメルトダウンが起こる可能性があるでしょう。

●基本的に、専門家は東京住人の健康への悪影響はありませんと予想してる。健康に悪影響を起こすために現状の放射能の何百倍のレベルが必要。専門家はそのような状況にはならないと言う。(しかも、専門家は妊婦や子供へ影響するほどの放射能を基準にしていた。健康な大人にとってはさらに放射能のレベルが高くならないと影響はないという。)

●専門家は風向きは関係ないと言う。東京は現場から十分離れてるので、影響はないでしょう。

●海水注入を続けることができれば、原子炉が冷え、10日間後に状態は大きく上向くでしょう。

●日本政府からの情報は複数の独立した団体によりモニタリングされつづけ、放射能のレベルに関しての情報は的確と判断されてる。

●チェルノブイリとは全く別な状況です。チェルノブイリの場合、原子炉が完全メルトダウンし、手を付けずに何週間も燃え続けた。チェルノブイリでさえ、50キロに避難ゾーンがもしできたら、十分に人の健康を守ることはできたでしょう。チェルノブイリの場合、事件から何年も後まで現地の食料や水に含まれた放射能は一切モニタリングされなかったと、危険性についての情報も全く知らせなかったせい、汚された食品、麦、牛乳や水などを食べ続けた現地の人々が病気になった。事実は隠されたチェルノブイリの事件とくらべ、今回の非常に開かれた福島の事件もその意味でも大きく異なるでしょう。

●ブリティシュスクールの学長が、休校をつづけるべきかどうかを尋ねた。専門家の答えは、放射能に関する恐れのためならば休校は必要ない。余震や建物の状態などに関する理由はありえるかもしれないですが、科学的に放射能の恐れは 子供にとっても全くありません。

●ヨード剤の補充に関して、専門家はヨード剤は現場で放射能を体内に吸収した場合や汚れた食料を食べた場合だけ必要と説明した。それに、ヨード剤の長期的利用は健康によくないと話した。

 

原発事故直後、日本政府が米の支援申し入れ断る

福島原発

 東京電力福島第一原子力発電所の事故を巡り、米政府が原子炉冷却に関する技術的な支援を申し入れたのに対し、日本政府が断っていたことを民主党幹部が17日明らかにした。

 この幹部によると、米政府の支援の打診は、11日に東日本巨大地震が発生し、福島第一原発の被害が判明した直後に行われた。米側の支援申し入れは、原子炉の廃炉を前提にしたものだったため、日本政府や東京電力は冷却機能の回復は可能で、「米側の提案は時期尚早」などとして、提案を受け入れなかったとみられる。

 政府・与党内では、この段階で菅首相が米側の提案採用に踏み切っていれば、原発で爆発が発生し、高濃度の放射性物質が周辺に漏れるといった、現在の深刻な事態を回避できたとの指摘も出ている。

 福島第一原発の事故については、クリントン米国務長官が11日(米国時間)にホワイトハウスで開かれた会合で「日本の技術水準は高いが、冷却材が不足している。在日米空軍を使って冷却材を空輸した」と発言し、その後、国務省が否定した経緯がある。

2011年3月18日08時12分  読売新聞)

原発周辺 放射線量は微減傾向

3月18日 8時9分

経済産業省の原子力安全・保安院が18日午前7時すぎに発表した資料によりますと、福島第一原子力発電所の周辺では、放射線の量が17日夜以降も、引き続き、わずかに減少していることが明らかになりました。

福島第一原子力発電所では、17日午後7時すぎからおよそ1時間にわたり、警察の放水車や自衛隊の消防車による3号機に対する放水が行われました。発電所の西門付近の放射線の数値は、放水が行われる前の17日午後3時30分に1時間当たり309マイクロシーベルトだったのに対し、放水が行われたあとの午後8時40分には1時間当たり292マイクロシーベルトと、わずかに下がっていましたが、18日午前5時の段階でも279マイクロシーベルトと減少傾向が続いていることが明らかになりました。

3月18日 10時3分

経済産業省の原子力安全・保安院は、18日午前9時10分すぎの記者会見で、福島第一原子力発電所の周辺の放射線の数値は引き続き減少していることを明らかにしました。

福島第一原発の3号機から西に1.1キロ離れた西門付近の放射線の数値は、警察や自衛隊による地上からの放水が行われる前の17日午後3時30分に、1時間当たり309マイクロシーベルトだったのに対し、放水が行われたあとの午後8時40分には、1時間当たり292マイクロシーベルトと、わずかに下がっていました。放射線の数値が減少する傾向はその後も続き、18日午前7時半の段階では271マイクロシーベルトに下がっているということです。これについて、保安院は「放水によって放射線の量が減ったかどうかは、直ちに判断できないが、今後の変化を注意深く見守りたい」と話しています。また、発電所への電力供給については、冷却機能が失われている原子炉や使用済み燃料プールを冷やすため、1、2号機は18日中に、3号機、4号機については20日を目標に回復させる考えを明らかにしました。

 18日10時30分

管理人です、こんにちは。最後までお読みくださり、ありがとうございました。

非科学的人間の情緒的感想です。

1)オバマ大統領は、80km内のアメリカ人の避難を、発表しました。ヨーロッパの報道も、エキセントリックです。

2)日本国民は、アメリカの発表を信じるか、東京電力の情報開示を信じるか。体勢は前者に偏っている様子です。

3)福島第一原発は、日本で最も古い原発で、耐用年数を過ぎています。純粋に東芝・日立の技術で作ったものではなく、GEの設計図と指導の下、東芝・日立が作ったと聞いています。そんなどうしようもなくボロイものでも、過去最大の地震に耐え、理論通りに機能し、停止しました。ところが想定外の大きな津波で、電気系統と発電機が、壊れました。今回、冷却がうまくいきませんでした。

4)原発の本体・理論に、完璧ではないでしょうが、大きな瑕疵はありません。まして福島第一原発以降に作られた、東芝・日立の原発は、さらに性能が良いもので、日本の原子力発電技術は、世界一の技術です。

5)問題は、波にやられた発電機と電気系統の保護、にあります。日本の原子力発電そのものを否定するのは、非科学的・情緒的思考であると思います。日本人は原子力発電の恩恵を、たくさん受けてきました。そこを手の平を返したような態度は、非道徳的でもあります。

6)現場の自衛官・消防官・警察官・東電下請けの作業員、本当にありがとうございます。東電の発表も、まあまあです。アメリカ政府より、東電を信じます。民主党菅内閣は、国政の最大課題である、安全保障を担う能力も気持ちもありません。かれらは大半が日本を愛していない人であることが、良く分かりました。外国政府のために働いている、工作員のようなものです。なぜそう思うかは、ブログ利他自利に書いています。

菅直人さんは、これまでテロリストを支援しただけではありません。

原子力空母の寄港に反対しました。

自衛隊の存在も否定し、自衛隊員が成人式に出ることにも反対していました。

自衛隊はそれでも、仕分けしますか?

支持率低迷、在日韓国人からの違法献金、もうアウトだった菅首相が今回の大震災で張り切って、暴走した結果が原子炉の最悪の事態を招いてしまいました。

自衛隊を「暴力装置」と言っていた仙谷の再登場です

早く辞めろ!

7)私は千葉在住ですが、普通に外で歩いています。サッカー少年の息子には、ランニングさせています。

福島原発と東京はおおむね230km離れています。従って放射能を有する粒子が飛来したとしても、直ちに生命に関わる事態になるとは考えにくいです。「格納容器の破損、または居住地で0.1mシーベルト以上の放射線が検出された場合、避難を検討すべきである」との、専門家の意見がありました。ですから私は世間が相当騒ぎ出してから、「どうしようかな?」と、考えたいと思います。

この国は、日本人の手で、立て直しましょう。日本人成りすまし国会議員は、辞めさせましょう。そのためにもご自愛ください。

参考:産経ニュース 2011.3.20 21:43

辻元清美衆院議員を震災ボランティア担当の首相補佐官に起用したのか。

 カメラマンの宮嶋茂樹氏の著書によると、辻元氏は平成4年にピースボートの仲間を率いてカンボジアでの自衛隊活動を視察し、復興活動でへとへとになっている自衛官にこんな言葉をぶつけたという。

 「あんた!そこ(胸ポケット)にコンドーム持っているでしょう」

 辻元氏は自身のブログに「軍隊という組織がいかに人道支援に適していないか」とも記している。こんな人物がボランティア部隊の指揮を執るとは。被災地で命がけで活動している自衛隊員は一体どんな思いで受け止めているだろうか。


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神武建国は家族国家、日本の理想です!今生天皇のメッセージを、お聞きください。 [地震・大震災・津波・原発・新型コロナウイルス]

石川先生

鈴木綾馬です。
 
こんばんは、お疲れ様です。

明日の練馬稽古の中止を予定表で確認しました。明日の19:15から本部道場の指導は僕がやらせていただいてもよろしいでしょうか?
 
電車の運行減少やガソリンが買えなかったり、電池も売り切れで今後どうなるのか不安です。

鈴木先生
石川です。

こんばんわ。
千葉市武道館損壊のため、いつ使えるようになるか?
めどが立ちません。
活動を暫時、本部道場へ移行しますが、長期になる可能性あります。

練馬の他に、中野・足立も、活動休止です。小平・東村山は、これから決めます。12日朝に電話で話したように、当会もレベルBの事態を迎えつつあります。それよりも炉心融解の事態が収拾しなければ、国としてたいへんな事態です。

明日火曜日の19:15から本部道場の指導、宜しくお願いします。

多くの方々が不便な生活を、送っています。
膨大の犠牲者の無念・ご遺族の悼みを思うと、日本人として申し訳ない気持ちです
全国の方々が、同様の気持ちでいます。

この「日本人として」という家族意識こそが、日本そのものです。
太平洋戦争が、左翼・反日・歴史捏造の教育が行われてきましたが、これを機会に目覚めましょう。
 

我が国の建国の理想は、神武建国にあります。

神武天皇と兄の伍瀬命(いつせのみこと)は、「神武東征」、すなわち「正しきを行う」という意味で高千穂から東に青山に囲まれた美地(うましつち)に、稲作という新しい技術を普及しながら国が豊かで人々が安心できる政治を実践してました。

やがて一行は大和を平定し橿原のちに宮殿を建て、建国の祖として初代天皇の御位につかれます。

戦後左翼歴史家は、天皇の祖先は武力で他国を侵略し征服したとしました。これもよくある歴史の捏造の一つと思います。

なぜならここにいう侵略と征服とは、一神教の世界観と歴史の延長で語っているからです。我が国の歴史に、一神教の世界観はないし、西欧のように征服した側が被征服者を殺しつくし、強姦しつくし、王家を絶やし人種を絶やすという歴史はありません。

桓武天皇は、「家族国家」建設の理想としました。
神話によると日本は、イザナギ・イザナミという男女の神様の「むすび」によって、国も島も、山川草木も、人も鳥も獣もうまれてきたと書かれています。ここが一神教と異なる出発点です。

国は、イザナギ・イザナミという男女の神様の「むすび」よって生まれます。

家には、父母という男女の「むすび」によって家族が生まれます。そして人口1億2000万人の日本人は800年を遡ると、みんな同じ親から生まれたことになるのが、数学的見解だそうです。

ところが日本は2000年もの歴史があります。二度も三度も私たちは、同じ家族から生まれ直してきたことになります。これが我が国の家族国家観であり、強さの源です。

日本国憲法の個の主張の強化・左翼教育と官公労・外国政府支配化のマスコミ・カルト教団・在日の利権集団・非武装中立論、全て日本を分離弱体化するための、外国政府の策略です。

護るべき対象である日本が何なのか、感じさせない・見えなくさせるためです。帰属する国への所属意識を希薄にさせるためです。

しかし今回、日本人は目覚めないといけません。左翼政権の実態は、国民に計画停電を強いても、節電効果の高いパチンコを営業停止にしません

先祖たちはこれまで、幾多の災害と分裂の危機を、天皇家の権威と政権の権力を「むすび」によって、一致団結の家族として乗り越えてきました。ちゃぶ台を囲んだ家族と国が、同じと思えばよいでしょう。

これが真の日本の強さであり、外国勢力・マスコミの壊したかったものなのです。

これからは家族国家日本、助け合って、国を立て直しましょう。日本の良いところを伸ばしてゆけば、いいのです。

我が国日本。

民主主義国家ですが、中心は首相ではありません。

首相は毎年のようにかわるからです。

マスコミに扇動されて民主党政権を選びましたが、騙されていることに気づけば、辞めさせればいいのです。民主党は、在日韓民族民団、朝鮮総連、解放同盟、パチンコ、サラ金、などからお金と票を貰って当選した集団です。「外国人参政権」「人権救済機関」「夫婦別姓」「東アジア共同体」などは、日本をめちゃくちゃにする政策です。だから代えればいいのです。

普段私たちは意識していませんが、日本の中心は天皇陛下です。

初代神武天皇から今上天皇まで、実に125代。

そして、神武天皇をたどると、日本の祖神・天照大神までまっすぐつながります。


神話時代から現在まで一直線に系図がつながっている。

世界広しといえども、このような国は存在していません。

【今上天皇御即位】正殿の儀Celebration parade His Majesty the Emperor

天皇陛下からのメッセージを聞くと、ふたたび立ち上がる力と勇気がわいてくるのです。

今上天皇メッセージ全文はここ

 

日本人の心の支え、天皇陛下の胸中 (゜-Å) ホロリ


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仙台沿岸部 壊滅的被害を受けました。がんばりましょう! [地震・大震災・津波・原発・新型コロナウイルス]

さながら無差別爆撃・原爆の焦土を思わせる映像が、流れています。

我々の先祖は、国を立て直しきました。

それでも残った歴史歪曲教育・反日マスコミ・カルト教団・日本人成りすまし国会議員。

そして現今の極左売国民主党政権。

そしてこの地震と津波被害。

「現実はつらいけれど

もう一度夢見て、立ちあがりましょう。

もう一度すばらしい日本をつくろう」


歴史を振り返れば、日本人はいつもこうした時、家族的国家として再建してきました。

がんばりましょう!

とりあえず、これから本部道場で待機します。


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