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識羞 [武道:高齢者・団塊世代・女性合気道中野体育館]

中野のSさんから葉書きが届いた。(お守りで登場の)

ご覧のとおり。

DSC00596.JPG「でもこんな生き方の根っこのところを、明るく、楽しく指導いただけてご縁に感謝の気持ちでいっぱいです。」と結ばれていた。

ここまで拝読し、私は頭がくらくらと来てしまったのだった。羞じを識る想いであったといったほうが、正確かもしれない。こうしてSさんは身をさらして葉書きまで書いて、私に自分自身の所業を気づかせようとしてくれていると思うと、くらくらとしてしまうのだった。

かつて紹介したhttp://ichirakusai.blog.so-net.ne.jp/2007-07-07をご覧いただきたい。白田劫石老師のお好きな言葉に、「識羞」とあった。

「省みて 己に羞じよ なす技の その言の葉に つゆも似ぬ身を」

若い頃学んだことは骨身に徹して思い出されはするが、身についたとはいつまでも感じられないものだ。

合気道楽心館:http://aiki.jp/
動画ブログ:http://blog.goo.ne.jp/ichirakusai3?
問合せメール:ichirakusai3@mail.goo.ne.jp


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お守り [武道:高齢者・団塊世代・女性合気道中野体育館]

写真は本部道場神棚の隣、二つのお守りがある。

左は本部のTさんがタイ国から。右は中野のSさんが奈良から。

DSC00522.JPG

奈良とは東大寺お水取り。伝統行事「修二会」(しゅうにえ)。長さ約8メートル、重さ約60キロの籠(かご)たいまつの勇壮な赤い炎が夜空を焦がす。Sさんはその燃えた炭を拾ってきて、この包みに入れて。

「先生、居眠り運転、しないでくださいね!」と、渡してくださったのだ。

神仏は尊び感謝する、頼みごとはしない。でもこの二つのお守りは、別かな。遠くから届けてくださる方の想いとのキャッチボールこそは、武道のやり取り・人の道と同じこと。

高画質868.jpg

そして深く祈りたい、皆様のご健康を。

 

 

 

 

 

 

 

 


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中高年のシャンゼリゼ [武道:高齢者・団塊世代・女性合気道中野体育館]

この日は、女性一人がお休み。ここは中高年のシャンゼリゼ、合気道楽心館中野道場。

時間のある学生さんが参加したりしなかったりで、これが普段の稽古風景。相手が防いでいる中に、「斬り込み」をしようとしているところ。
ここに、軸を通す三位一体。氣組みの三角形の学びがある。

斬り結ぶ 太刀の下こそ 地獄なれ

剣の交点を「押さず・引かず・捻らず」、ただ脱力して直線に踏み込むだけ。


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中野は昼時の稽古 [武道:高齢者・団塊世代・女性合気道中野体育館]

今日の稽古風景。
男性二人・女性一人が休み。
道場の場所が地下で、冬は寒いはずなのですが。快晴で変に暖かい。


来週みんな揃ったら、また写真を撮ることにしよう。
斉藤さんの稽古日誌の更新も、来月ですよ。

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タグ:中野合気道
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息子への手紙2 [武道:高齢者・団塊世代・女性合気道中野体育館]

 長期の休み期間は、できるだけ息子を稽古へ連れていく。はたしてこれが、世間的レジャーの代わりになるかは、息子の知識の乏しさで、それほどの問題になっていない。
行くかい?と声を掛けると、素直についてくる。これは嬉しくもあり、かなしくもあり。その辺のところを、「息子への手紙2」にして述べたいと思います。

 蓮太朗さんへ 私はひどく人見知りする子供でした。「ともちゃんは、わーわー泣いて柱にしがみついて、少しも縁側から入ろうとしなかった」。(ともちゃんとは私のこと) 親戚は農家ですから、大きな家が怖かったのでしょう。よく親戚から聞かされた話です。
 それに比べて貴方は、どこへ行っても平気にこなします。いったい誰に似たのかな。去年の大正大学合気道同好会主催の演武会で、親子で組みました。演武の最中、貴方が小さい声で、「違うよ~!」と話しかけきました。
 その夜お風呂で、「何であんなこと言ったの?」と聞きました。「おとうが順番を間違って打ってくるから、そのまま返したんだよ」と、答えてくれました。お父さんは貴方の成長ぶりに、驚くとともにとても嬉しく思いました。聞かれるまで言わなかった、優しさがです。

  どんな人とも打ち解けて稽古できるのは、立派です。しかしこれからもこれでよいとは、思っていませんよ。本当に心から稽古を楽しむには、まだまだ多くの勉強と経験を積む必要があります。貴方は口に出しませんが、「稽古へ行けば普段、留守のお父さんに会えるから」、それが動機付けの第一でしょう。たくさん我慢をさせて、ごめんね。でも耐えて下さい。父と子の関係を越えて、貴方の自己実現の道として稽古の場に立つには、反抗期の嵐と青春の苦悩時代を過ごした後のことでしょう。道は未知、なかなかその上を歩けるものではありません。たくさん時間がかかっても、努力し続ける姿が、道そのものだと思います。

 そもそも私自身、どの様な時に、今、生きている!命の泉を飲むでしょう?最後に話します。写真は中野でのお子様向けの行事。最初はふにゃふにゃだったのに、やがて軸が立ち、相手と組んだ関係が形となって、目は真剣に取り組む人の持つ輝き。それを見守る保護者のお顔も、本当にお幸せそうに。
こうして集う場を持てることが、私の生きた証です。

蓮太朗さん、君はどうするの?まず自分の好きなことを、やってごらん。ただし、お母さんには心配をかけないようにね。ではまた、ご機嫌よう!

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タグ:息子,手紙
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