耐えて香ばし 12 [花守として]
今日の梅の様子です。
植芝盛平合気道開祖は、「三千世界一度に開く梅の花」と仰せになった。http://www.aiki.jp/honbu/aikido/mokuteki.html
ところが我が家の木は、日当たりでは咲いて、日陰では咲かない。これを見て「一度になど開かぬ」と、言ってはならない。勿論、先の言葉は実在の梅のことを言っているのではないからだ。宇宙あるいは心のことのたとえであろう。
仮に次のような言葉を補うと、意味が見えるような気がする。
「観よ大宇宙の広大さを。三千世界一度に開く梅の花」のようにだ。広い世界には随所に命が生まれ、それぞれに機能している。宇宙の視点で眺めれば、それぞればらばらのような命も、一度に開く梅の花のようなものだ。全体が調和した世界として成り立っているのだ。私は今日、そんなことを考えていた。
ともに歩むもいい、それぞれに歩むもいい。進むも立ち止まるも、振り返るのもいい。Fさん、三千世界一度に開く梅の花ですから。自分なりで。
合気道楽心館 http://www.aiki.jp/
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今までPHS付属のカメラを使っていましたが、今回からコンパクトデジカメで撮影したものを使ってみました。
by 一楽斎 (2008-03-15 23:20)