合気道 強い 強く?:我々は、基本と正しさの追求 [武道:東京都文京茗荷谷合気道文京スポーツセンター]
(この記事中の写真は、すべて文京区茗荷谷です)
合気道は強い?強くなるには?
合気道はインチキ?
ネット上には、そのような話題が豊富にある。
武道の稽古に、人として生き方の強さ・護身術としての有効性を求めるのは当然のことです。上記のような話題が生ずるのも、自然のことです。
しかし物事には、どのような過程を経て、どのような結果を得るか。というのがあります。
できるだけ短期間に、労力をかけずに強くなりたい。そうしたニーズもあるでしょう。そうした場合は、合気などやらずに、他の手段が向いていると思います。
我々は、古の侍が剣術を中心として、その派生的に生じた体術。力抜きとも称される真の柔を、次の世代に継承したいです。
勝ち負を決める競技。実用の利を追求する格闘。そこに精神も美もあります。しかしそれはそれ。
我々は、日本の伝統的な剣を中心とした心技体の修錬。そこに踏み止まりたいです。
初段とは:新年度 慢性疲労で 欝状態 [武道:東京都文京茗荷谷合気道文京スポーツセンター]
新年度は各自多忙で、休みが多かった。
今日になって、やっと、文京のいつもの顔ぶれが揃った。
そこで写真、撮りました。
ブレない軸。
等速直線運動。
足腰丹田の緩み、などを養成。
そのあと剣の基本を稽古し、技に入るのがいつもの指導手順です。
土曜日は、千葉市本部道場で三クラスの朝稽古を消化。
そのまま文京へ移動です。慢性疲労の私は、恒常的うつ状態なので、電車移動は睡眠時間です。
千葉文京 移動中は 寝台車{[(-_-)(-_-)]}zzz_-)(-
ところが稽古着の帯を占めた瞬間に、シャキッ!と変身。
目玉パッチリ開いて、
「皆さん、今日は何を稽古したいですか? 手短に話してください!」
A雄:「一教です」。
B子:「基本をしっかりやりたいです」。
C朗:「三教です」。
D男:「基本でお願いします」。
E老人:「等速運動お願いします」。
F初老:「なんと言っても、つながる感覚、養成したいです」。
こんなふうに、みなさん勝手なことを、仰せになります。
私:「それでは等速運動の修練から入って、剣の理合、一教・三教、ナイフ技と進みましょう」 。
白帯の間は、覚える勉強。黒帯になれば、捨てる勉強。捨て始めを、初段といいます。
ところがみなさん、この「捨てる・省く」ができない。
たくさん誉めて、なんとか理解させ、捨てさせようとする。
ところが翌週会えば、元のそのまんま。これも慢性疲労の原因の一つです。
「そんなに癖が捨てられないなら、癖のままに進め、それをやり抜けば個性かも?」。
こんなふうに文京で三クラス終えて、とんぼ返りで、千葉本部の夜クラスへ向かいます。
誰も彼も、個性が大事な、楽心館です。(´;ω;`)
大谷幸夫氏設計について思う:夏休み自由研究 利用者が使いやすいという視点が、欠けていませんか? [武道:東京都文京茗荷谷合気道文京スポーツセンター]
地域によっては新学期がスタートしています。今日の月曜日からの学校もあります。話題は夏休み自由研究です。子供達にどんな研究をしたのか、聞いてみました。
1、天体観測
2、選挙ポスター作成(自分の住む町に、選挙があるそうです)
4、ゴム動力の自動車(あまり走らなかったらしい)
5、コイン選別機能付き貯金箱(時々失敗するそうです)
などなどです。皆、日本の科学技術振興のため、がんばっていますね!
ついでに私の自由研究を、なんちゃって?稽古に使用させていただいている文京スポーツセンターは、丹下健三氏の片腕とされる大谷幸夫氏の設計です。私の率直な感想を述べたいと思います。
色々な場所を利用させていただいておりますが、一番使いやすいのは、千葉市武道館です。
設計者の名は知られませんが、必要なものが必要な場所で機能している簡明さ、でしょうか。
武道では「技の良さ」と「形の良さ」は両輪なので、「機能美」とは実感として理解できるつもりです。建築物も同じではないかと思うのですが?
利用者が安全に清々しく使いやすい、この当たり前の視点が欠けていると、文京スポーツセンターのようになります。
ピカピカの一年生、元気に育ってくださーい! [武道:東京都文京茗荷谷合気道文京スポーツセンター]
今日は、ピカピカの一年生の授業参観が、各地で行われました。私の道場関係では、千葉市と東京都文京区でありました。
多くの保護者様が、我がこの凛々しい姿に、幸せを胸いっぱいにして帰宅されたことでありましょう。しかしまれに、「我が子の悪さ振りに愕然として」帰宅された保護者様もあったのです。今日はそんなお話です。
文京区での稽古中、親子で参加されているお父さんとの会話です。
私:「授業参観は、いかがでしたか?(当然楽しかったことでしょうね?)」。
父:「夫婦とも、本当にがっかりしました。・・・・おしゃべりをしていて、まったく先生の言うことを聞いていない子が、二人おったんです。」
私:「ヘェー?それが?」
父:「その二人の一人が、うちの子だったんです!」
私:「それも伸び伸びとした、個性の豊かさかも、しれませんね?(慰めのつもり)」
父:「思い切り締め付けて育てたつもりなのに、まさかあんなに伸び伸びとしているとは!愕然としました。」
私:(そいう言う御父さんも、ものすごく伸び伸びとしたお人柄ですが?ボヨヨーン?)
慰めの言葉が見つからないので、会話を終えました。
写真は文京区茗荷谷の稽古
親子合気道の森さんが、愛起動?マネジメントの本を、出版されました。 [武道:東京都文京茗荷谷合気道文京スポーツセンター]
写真は、文京区茗荷谷で、親子合気道会員の森憲一さんとご長女。
今度、弟さんも参加されます。
といっても、まだ生まれたての赤ちゃんなので、 3歳になるまで待ちましょう!
森さんは、経営コンサルタントとしてご活躍で、この度 「ドラマティック マネジメント」を、出版されました。
会社が「楽しくって、しょうがない」場になる!
上司が「 わくわく、生き生き」した存在になる!
そんな秘密が、公開されました。
後悔じゃないよー!
ご購入はこちらから: http://www.3rd-stage.jp/book/index.html
台風 2010/10/31 [武道:東京都文京茗荷谷合気道文京スポーツセンター]
- aikijp親孝行ですね。お母様はお幸せです。文京稽古、半分休み。少人数もまた内容充実。総武快速で千葉本部道場へ移動なう。RT @kutsu30: @aikijp 嵐の中ご指導お疲れ様です!私は実家母の慰安旅行、「孫の付帯設備」として参加です。こちらは雨がすごいです。先生も道中お気を付けて!
- aikijpお寿司やで、夫婦でワインだね。こっちは愛妻弁当済ませて、文京柔道場なう。誰か来るかな?RT @kutsu30: 小田原なう なぜか大阪の白。次は山形の赤。国産シリーズ http://twitpic.com/322ham お寿司や暗え
- aikijpFine?How is karate dojo?I take Suzuki Teraoka Saito Sakuyama to Embu.RT @grmnsplx: @aikijp I hope to see a video of your Meiji Jingu Embu
- aikijpおはようございます。温泉に向かっていますか?私、文京へ向かっています。誰も稽古に来ないかもしれないけど、とにかく行かねば。津田沼なうRT @kutsu30: ろまんすかーなう 外は嵐 http://twitpic.com/321mnb
暑中お見舞い申し上げます [武道:東京都文京茗荷谷合気道文京スポーツセンター]
文京スポーツセンターは、よくありがちな施設の欠陥で通風が悪いところです。稽古場は灼熱。暑中稽古というには持って来いの所。篤い心で熱い稽古。「あつさ」に成り切ります。
写真左は鹿島さん、ブログ:「50を過ぎて剣術入門」の著者。
写真右は齋藤さん、「東京合気道シニア稽古日誌」の著者。最近記事の更新がありました。
苦手な転換 [武道:東京都文京茗荷谷合気道文京スポーツセンター]
不登校と胆力 [武道:東京都文京茗荷谷合気道文京スポーツセンター]
中学生の姉妹から、お母さんを通じて届けられた。移動教室で鎌倉へ行った、お土産だそうだ。この姉妹は、合気道の稽古を長く休会されている。事情があって、学校も休みがちである。
御礼の葉書きを送ると、またまた丁寧にイラストつきの返信が届いた。文を読めば、自分を「見」つめる眼も、人の気持ちを思いやる「観」察眼も、よく磨かれている様子が分かる。宮本武蔵のいう「観見(かんけん)、二つの眼を磨け」。彼女らは二つの眼を持っているにもかかわらず欠けているもの、それは胆力だろう。身体のどこが悪いでもない、しかし学校に行く時間ともなると、あちこちの具合が悪くなるという。学校へ向かって一歩を進める、胆力が無いと思われる。
学校は休んでも稽古にはお出でと、言っては怒られるが、自分が言わないと誰が言うだろう。
天地人に軸を立てる。
軸に気を通す。
「フッ!」と脱力して臍下丹田に落とす。
そこから真っ直ぐに歩みだすだけのことさ。
「とにかく合気道の稽古へお出で、自然に形になるからさ」。
合気道楽心館 http://www.aiki.jp/
動画ブログ:剣柔一体 http://blog.goo.ne.jp/ichirakusai3
メールアドレス:ichirakusai3@mail.goo.ne.jp
なんと峯村さんが [武道:東京都文京茗荷谷合気道文京スポーツセンター]
突然ですが、我らが文京の峯村さん(http://www.aiki.jp/honbu/rakusinkan/nyumon_15nen.html)の会社、テレビ東京のワールドビジネスサテライトの取材が明日あります。
「トレたま」というコーナーで新製品の取材です。 うまく行けば明日に放送になると思います。
時間は夜11:30過ぎくらいだと思います。
多分、峯村さんも出ると思います。(ガチガチに緊張して・・・)
社長ですから。
もし、よろしければ見てください。
取りあえず、一報まで
これが今回紹介された製品です。鍵のかけ忘れを確認できるそうです。
http://www.opnus.co.jp/eyezu.html#VIDEO
最近の文京一般クラスの合気道はこんな感じ。
耐えて 香ばし 3 [武道:東京都文京茗荷谷合気道文京スポーツセンター]
今朝出る時、庭の蹲(つくばい)に薄く氷が浮いていた。
千葉本部での朝稽古を終え文京へ移動。教育の森公園の池には、氷が残っていた。
逆さに人が写っている。「春を待つ人」とでも題すると、ロマンがある。
実は知らないおじさんが、タバコを吸っていた。
東京にこれだけ氷が張るのも、数年ぶりではないか。今が寒さの極みだろう。
もうすぐ節分、旧暦の一年の終わり。一年の魔を祓うために、豆まきが行われるという。そしてすぐ立春だ。
辛い時こそ、次への展開に繋げたい。
そんな私のポートレート。
一陽来復。
takagakiさん、ナイスをありがとう。
では、私からオヤジギャグ。
Mさん親子は、正面打ち三教を稽古していました。
私から息子さんへ:「お父さんの技はどうだい?」
息子さん :「まーまーです」
私 :「マーマーかい?パーパーじゃないの?」
低次元な掛詞で、すいませんでした。
兜の 緒を絞めよ!2 [武道:東京都文京茗荷谷合気道文京スポーツセンター]
燕の次は、鳩の襲来。糞(ふん)とカラーボールが落ちてくる。兜の緒を絞めよ!2
文京の柔道場の中へ、鳩が巣作りを始めた。管理会社の人々は、糞害(ふんがい)に憤慨(ふんがい)して、カラーボールを投げつけて鳩を追い出す。それが定期的に起こる中、午後の12時半から6時までの稽古を行います。
子供達は大喜び。巣を見たいと、窓口につかまって肩車。「こら!危ないよ!」と私。窓は開放禁止となり、高温のサウナ状況。
早速、クールビズの合気道となった。ちなみに白シャツ姿のおっさんは、私ではありません。ご注意ください!ご本人も迷惑だろうけど。Sさんか?Mさんか?(ヒント:ややパラボリック腹)
あっ!閃いた。昔見た茶掛けに「又風流」とあった。風流ならざるところ、又風流だという。物事を固定観念でなく、自由にみる。そんな戒めだと思っていた。ところが今回、文京の我々のことだと気づいた!
まったく風の流れない道場、まさに風流ならざるところ、ここは。クールビズで風を感じようというのだ。実に「又風流」ではないか!!
梅雨末期になると神鳴りがしきりに鳴る。昔の臍(ヘソ)は稲妻に取られるものであったが、今のヤングギャルの臍はピアスに突き刺さられる時代となった。
これからの時代、風流は消えて茶掛けは「又クールビズ」となるかも知れませんよ?オヤジギャグで一人笑う。嫌だね、あー寒い。ここで駄句を二つ。
「クールビズ 伊達男には なれません
臍ピアス 稲妻落ちる あー熱い! 」
親善大使 [武道:東京都文京茗荷谷合気道文京スポーツセンター]
今日は文京楽心館の稽古日。小さな親善大使の登場で始まった。
http://www.aiki.jp/tokyo/bunkyo/index.html
知らない男の子が、稽古着を着ている。
彼:「僕は他の合気道をしているんですが、土曜日も稽古したいと思って来ました。いいですか?」
はきはきしていて感心!感心!小学3年生だそうだ。
私:「ちょっと待ってください。お父さんかお母さんは、このことご存知ですか?私に電話で確認させてくださいね」
お父さんへ電話確認をして、参加していただくことになりました。黄色帯をなさっている。数年は稽古しているのでしょうね。受身・基本動作などの様子を確認し、「どんな技を知っているかな?」、彼の知っている技に合わせての稽古だ。
稽古中、マ-ティン=L=キング 牧師が暗殺された頃の報道写真のことを、思い出した。黒人差別真っ盛りの時代のこと。写真には黒人と白人のお子さんが、仲良く肩を組んで歩いている後姿だった。私は当時、子供の世界に差別がないことを信じた。
関連記事は次。
http://www.aiki.jp/honbu/rakusinkan/selfintro.html
今日、合氣の世界にも、様々な経緯・考え方の違いにより、様々な団体が存在している。道の名の下にお互いに尊重しあえればよいのだが、現実は難しい現状です。しかしこのお子さんには、そんな差別心はありません。私にとっては、親善大使です。
関連記事は次。
http://www.aiki.jp/honbu/egakusyu/news/millennium.html
稽古も半ばを過ぎた頃、親善大使のお父さんと思しき体格のよい男性が入ってきました。そして正座をしました。肩の張り具合、膝の開き方。それを見て私は、このお父さんが他流の合気道の指導者であることが分かりました。(私はそのことを、何も申し上げませんが) そして私の指導の様子をご覧になっていました。
稽古が終わって、私はお父さんに近寄りました。「お父さんもまた、いらしてくださいね?」と。
お父さん:「子供らしく楽しい稽古ですね」
あのお子さんはお父さんへ、どんな話をしたのだろうな?私は少し良い事をさせていただいたような気持ちに、浸りました。
隣の剣道場ではダンスのサークルが「千の風になって」の曲を、流していた。これも意味深い背景のある曲で、今日はドラマのような展開でありました。
参考)千の風になって の作者http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/prof/1000winds.html