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消費支出減で、道場経営も? [古武道・合気道道場(一社)楽心館]

 

楽心館は、開館以来、直轄道場だけで活動していました。

しかし、そのままでは活動の拡大に閉塞感あり、約10年前、カルチャー教室での展開しました。

 

 

時代背景は

米ソ冷戦終結

アメリカによる構造協議において、大規模小売店舗法撤廃要求。(1990年2月)

規制緩和から廃止へ

イトーヨーカドーやイオングループが、大規模店舗を開発。

メガスーパーは、物販からカルチャー教室・旅行業・コンビニエンスストアなどへ、業務を広げようとする。

楽心館はこの流れに乗って、カルチャー教室の合気道講座を、増やしていきました。

 

直轄経営とカルチャー教室、両輪での展開で、成果はあったと思います。

グーグル検索で「合気道」と入れると、1ページから3ページの間で、当会が出てくると思います。試してください。「氣と丹田の合気道会 楽心館」をクリックすると、ロッキー山脈のソファー山頂で稽古している写真が、トップページに出てくるはずです。

かつての楽心館は、町の片隅の道場で、それで良いと思っていた時代では、 ないのかもしれません。この10年、カルチャー教室増加がけん引する形で、楽心館は成長しました。

 

しかしここへきて、成長の壁に突き当りました。 今年4月の消費税増税は、これにとどまらない理由の消費減少を、引き起こすと思います。

 

国民は次の三つに、気づいていると思います。

1、少子化による内需減少は、どうにもとまらない。

2、消費税増税は20%をめざす。

3、国民年金受給開始年齢は、段階的に75歳へ引き上げる。

 

道場経営は、生活必需品を扱うスーパーの売り上げよりも、趣味・娯楽品を扱う百貨店の売り上げ動静に、近いのではないでしょうか?

すでに子供や主婦を対象にしたカルチャー講座は、淘汰が始まっています。新聞社系列カルチャー教室・カルチャー専業カルチャー教室・流通資本系カルチャー教室の間でも、淘汰が始まっています。

三越伊勢丹ホールディングスの2014年4月ー6月期実績をみますと、対前年比営業益が-40.1%と出ています。楽心館の入会者数対前年比実績と合致します。

これまでと逆に、カルチャー教室減少がけん引する形で、楽心館の成長にブレーキをかけ始めました。

 

人口減少やグローバル化と同時進行の規制緩和等により、今後も地方経済の衰退は避けられません。地域に根差した道場活動は大切ですが、そのままでは衰退は避けられません。

解決の糸口は、

Live localy but act globaly.

今夏より、海外から研修生を向い入れることにしました。また報告します!


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