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卒業式のモード切りえ替え [古武道:無限神刀流居合術・会津小野派一刀流剣術]

親子で稽古させていただける、こんなに楽しく幸せなことはない。「一子相伝」とも言い、「親子弟子は使い物にならないから、外稽古に出せ」とも言う。親子の良い面が出れば、絆の強さ。悪い面が出れば、我が儘。

ちょうど私のところでも、息子は反抗期。稽古中に、聞こえる声で返事をしなかったり。「こうやるんだよ」と見せても、「何回も見せつけるなよ」と、だるそうに言い返してくることもある。

まっ!こうした反発も成長のバネとして、一時期は必要。
親子モードで接する場面と師弟モードで接する場面。使い分けられる時は理想像として。出来ない時期は、間に人を立てて距離をおくことも大切。蓮太朗の技を直したい時は、Y君やS君に「あれを、こう教えてきて」と代理教授してもらう場合も多い。彼らにとっても、大切な動作や教え方の再確認にもなる。

写真は納刀を指導するY君高画質630.jpg(千葉市祐光道場)


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水は方円の器に従う。同様にY君の体術も居合も、形が素直でいい。ここまでは、意心形心の形心。剣術と合気は、まだこれから。意と形の一致を、これから修得するのが課題。私の言っていることは理解しているし身体もできているので、もう近い。体技心。合気は技術。身体使いが出来ていなければ、技術は生かせない。意心はその先。身体と技術が伴えば、意心は見えてくるかも。高画質632.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は血振りを指導するS君高画質711.jpg(千葉市武道館)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

S君は日本舞踊と空手を続けいるので、稽古事に対する素地がある。よく見てよく繰り返しているね。これは重要な長所。入り身の動作は出来つつあるので、身体の力みと捻れを取ればグッと進める。

高画質712.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三人とも生活の中で、今おかれた状況の中で、やるべきことをやる。これを心がけて、さらなる精進をしていただきたい。

蓮太朗の小学生最後の稽古の日、袴をはかせて記念写真。

DSC00023.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DSC00031.JPG 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月18日は卒業式。
「オトン来るの?来なくていいよ」と、蓮太朗は何度も言っていた。「行くよ」と答えても。

こんな時くらい親子モードとして、参加させてもらいたいよ。
卒業生が一人一人壇上に立って、夢を語る。そして卒業証書を受け取る。「ラーメン屋さんになりたいです!」とか「有名な声優になりたいです!」とか「世界で活躍するサッカー選手になります!」とか。

やがて順番が来た。デジタルカメラの液晶画面で、壇上の蓮太朗が観客席に向かって立つのを見ていた。

「誰にでも教えられる合気道の先生になりたいです!」と大きな声で、蓮太朗が観客席に向かって言っている。

「まさか?そんなこと言うとは知らされていなかったよ?」と私。たちまち心は、親子モード?師弟モード?どっちに切り替わる。
やるな!反抗期!
聞いていない見ていない振りして、一生懸命だ。
グラッと!きちまった。今日この時を忘れないよ。蓮太朗、小学校の卒業本当におめでとう。

そして私たち親子を見守ってくださった多くの皆さん、本当にありがとうございました。今後もご指導のほど、よろしくお願いいたします。

無限神刀流居合の演武http://www.youtube.com/watch?v=jyYHYfxmoR0

合気道楽心館 http://www.aiki.jp/
動画ブログ:剣柔一体 http://blog.goo.ne.jp/ichirakusai3
メールアドレス:ichirakusai3@mail.goo.ne.jp


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