「住む」は「澄む」

「この家、住みにくい。特にこの部屋、使い道がないのよね。」、とは妻の小言。

 

 

 

 

 

六畳間に縁側が付いている。それが家の真ん中にあるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

私からみれば、洗濯物をたたむ部屋として使っているようだ。

梅雨の雨が止み、光が差した。ひと時、窓を開ければ、気持ちよい風も抜ける。

住まいには澄むための間が、必要だろう。間とは時間の間であり、空間の間。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トカゲもいれば、カエルもいる。雨の中を息子が捕まえてきて、見せてくれた。残念ながら鳴き声は、お伝えできません。

 

 

 

 

 

もちろん撮影のあとに逃がしてあげたから 、安心してね。

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