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何かがおかしい日本の司法・マスコミ! [素心]

裁判官が日本を滅ぼす (新潮文庫)

裁判官が日本を滅ぼす (新潮文庫)

  • 作者: 門田 隆将
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/10
  • メディア: 文庫

何かがおかしいー「家族を殺されるということ」 岡村 勲(おかむら いさお、1929年生まれ )という方がある。話題は、家族を殺されるということについての疑問です。元日本弁護士連合会副会長、岡村綜合法律事務所(千代田区丸の内)代表。大企業の顧問弁護士として活躍し、日本弁護士連合会の執行部として政治力を発揮していた。死刑廃止運動のトップ的地位にあった。ところが不幸なことに、1997年に、岡村の妻が殺害されたことである。かつて担当した山一証券問題に際して、逆恨みした債権者が自宅を襲撃し、岡村の妻殺害した。この経験をいかに被害者家族が守られないか、日本の裁判制度の矛盾を次のように言っている。http://www005.upp.so-net.ne.jp/satoko-kikin/kouza01.html 

彼は態度を豹変させた。まず第一に、死刑執行の強烈な支持者となった。妻真苗さん=当時(65)=刺殺事件で、殺人罪に問われ、一審東京地裁で無期懲役判決を言い渡された西田久被告(66)の控訴審第1回公判が20009月26日、東京高裁(河辺義正裁判長)で開かれた。法廷には岡村弁護士が真苗さんの位はいと遺影を持ち込み、傍聴した。「妻よ、西田を必ず死刑にするぞ!」という意味だと誰もが思った。この変節振りは、マスコミやネットでも中傷された。 理想を言えば「罪を憎んで人を憎まず」と、言うべき場面であったかもしれない。

そして第二に、全国犯罪被害者の会代表幹事に就任。被害者の権利保護に奔走することとなる。幹事 - 本村洋がある。彼もまた被告の死刑を望み、また一審判決後には「司法に絶望した、加害者を社会に早く出してもらいたい、そうすれば私が殺す」と発言していた。 無差別殺人が秋葉原に続いて八王子でも起きた。悲惨である。その一方で自分とは遠いところのことのように、現実感覚に欠ける。今回の八王子の事件では、自分の卒業した大学の後輩が犠牲になったことで、グッと自分に近くなったが、まだまだ遠い。被害者そしてその家族の苦しみ、日本の裁判制度の矛盾、マスコミの表面的なヒューマニズム、加害者が少年だった場合は? 実は私は情緒的には死刑廃止論者である。楽心館のホームページにも、駄文(http://aiki.jp/honbu/egakusyu/news/tsurezure.html)を掲載したことがあった。しかしひとたび家族を殺されるという経験をしたならば、どうだろう? 

この話題について、考えるヒントを与えてくれる本がある。私の中央大学法学部の同窓生であり親友の門脇 護(かどわきまもる)氏の力作でもある。ペンネーム:門田隆将。何かがおかしい日本の司法・マスコミ!考えてから読むか、読んでから考えるか、それは貴方の自由だ。

 

なぜ君は絶望と闘えたのか

なぜ君は絶望と闘えたのか

  • 作者: 門田 隆将
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2008/07/16
  • メディア: 単行本

映画化決定!(私の中では)

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合気道楽心館:http://aiki.jp/
動画ブログ:http://blog.goo.ne.jp/ichirakusai3?
問合せメール:ichirakusai3@mail.goo.ne.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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