木刀供養 [武道:剣柔一体(気剣体)]
ここ数年使った木刀の劣化が激しい。剣先三寸から下が、えぐれてしまった。お稽古相手にささくれが刺さって、怪我をさせる可能性もある。長く稽古を手伝ってくれた木刀に感謝しつつ、供養する時が来たようだ。
天命これ性と謂い、性に従うこれ道という。木刀は木刀の性に従う、これが木刀に対する供養というものだろう。
剣先四寸あたりで切り落とし、小学生が使う木刀として再利用するのが、第二の木刀人生となります。この日は他にもう一本、本部道場のものを切り落としました。
さすがに鋸を入れる時は、往時を惜しむ。手に馴染んだ感触が、懐かしい。どうかこれからは子供の鍛錬のために、働いてください。そう願いつつ、ざっくり斬り進めたのでした。
(写真は自宅玄関にて)
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