韓国の金錫源(キム・ソクウォン)氏は朝鮮戦争の軍人。高銀(コ・ウン)氏という詩人。立派な方があるもんだなあ。 [地震・大震災・津波・原発・新型コロナウイルス]
- aikijp韓国の金錫源(キム・ソクウォン)さんは、立派な方なのだな。知らなかった。 http://t.co/V7RbxNRx この他にウィキペディアにも記事あります。10/13 10:01
高銀(コ・ウン)氏の作品紹介です。
「日本への礼儀」
どうしてあの凄まじい災難に口を開いて空虚な声を出せるというのか、
どうしてあの目の前の真っ暗な破局に口をつぐんで顔をそむけるというのか、あれもこれもお手上げ状態でリアルタイムの画面をみる。
何千なのか、何万なのかしれない日常のやさしい命、もう生きて戻ってこない。お母さんも、子供も、おじいさんも飲み込まれた。
お父さんも、お姉さんも、友達も、どこかの瓦礫の山に埋もれた。
あれほどつましいあなたがたの家、全部流された。
船が陸へ来てひっくり返り、車がおもちゃのように流された。
牛乳も水もない。
人間の安楽とはどれだけ不運なのか、人間の文明とはどれだけ無明なのか、人間の場所とはどれだけあっけないものか、
あの唐山、あのインドネシア、あのハイチ、あのニュージランド
今日また日本の事変で、人類は人類の不幸で自身を悟る。
しかし日本はいまさらのごとく美しい、決してこの不幸の極限に沈没しないで、犯罪も、買い占めも、混乱も無く、あなたを私として、
私をあなたとして、この極限を耐えぬいてついに打ち勝つ。
今日の日本はまた明日の日本だ、私の隣人日本の苦痛よ、その苦痛のその次よ、今日の日本でもって以降の日本は必ずやたちあがる。
「高銀氏は1933年,全羅北道群山に生まれる。群山中学校中退。
1952年入山して僧侶生活をおくる」
昔の日本
タグ:韓国
2011-10-14 05:01
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0