今年一年、たいへんお世話になりました。

昨日、今年お護りいただいた道場のお札を千葉神社に納め、来年のお札をお預かりしてまいりました。

皆様には、今年一年、たいへんお世話様でした。

来年、活動開始して２０周年を迎えます。
そこへ今年は歴史的大不況・個人的事情が重なり、過去最も忙しい一年でした。

振り返って２０年は、長いですね。こんなに仕事をしてこられたのは、まず第一に両親から与えられたものが基盤になっていると言えます。さらに両親が、自身を確立していたこと、これが側面の支援になりました。両親は弱りながらも、それほど手がかからないで、これまで過ごすことが出来ました。兄という兄弟の存在も、本当にありがたいです。家族から受ける恩恵は、最も深いです。

稽古するより師を探すことが難しい武道の世界。師の恩は、大きいです。惜しみなく長尾全祐先生は、剣の理・体の理、剣柔一体の武術の世界を教えてくださいました。師との出会いなくして、今日の合氣の説明は出来ませんでした。師から受ける恩恵は、最も高いです。

アジア大陸の端の島国、日本。内乱と他国からの侵略で、国と文化が、消滅しておかしくない歴史的場面が幾度もありました。その度に奇跡的に結束して、発展しました。日本人は優秀ですから、直面する構造改革も成功し、乗り越えられると考えます。国から受ける恩恵は、最も広いです。

天地の恩は広く、師の恩は高く、親の恩は深く。この三恩は、忘れません。欠点だらけの私を、支えてくださった稽古へ参加された方々への感謝を、忘れません。しかしすべて自分で選んだことで、自分で判断し行動し、責任を負ってきました。「やりとおす」は、「槍通す」です。

去年今年（こぞことし）　狙い定めて　槍通す

来年は、専従職員の採用がありまして、これまで出来なかったことを挑戦したいと思います。とりあえず去年閉鎖した道場の再開と、新規開拓です。自分の勉強する時間も、増やしたいです。武道・書道・仏儒道などなど。

どうぞ皆様、良き新年をお迎えください。そして来年も、よろしくお願いいたします。

タグ：大晦日 長尾全祐