Aikido Photo Today 文化の日（明治節） 奉納演武 日本古武道大会

今日は、明治神宮のご祭神である明治天皇様のお誕生日を、お祝いする明治節です。

拝殿

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ペリーの砲艦外交に怖じけづく江戸幕府に対する維新。

その後、民族独立と平和を確立する明治、大正、昭和の激動時代。先祖の経験した艱難辛苦は、言葉に尽くせません。


明治天皇様にたいする尊敬は、今日も諸外国に保たれています。
今年も多くの外交官が、参拝します。

 

 

 

 

そして今、地震、津波、放射能汚染、機能しない政治。海外を見れば、債務危機と諸外国の謀略。

明治天皇様がこの国の行方を案じられた時代に、さながら逆戻りした様子です。


明治天皇御製

ますらおの　心ににたり　いささかも　
まがるふしなき　窓のくれ竹

千萬の　民の力を　あつめなば
いかなるわざも　ならむとぞ思う


武神

 

 

 

 

 

 

 

我々は長尾全祐先生の名代で、明治天皇様の尚武の精神を讃え、奉納演武いたしました。

 

日本人の美徳は武徳にあり。

武徳にいう　身を捨てこそ　浮かぶ瀬もあれ
美徳にいう　身を捨てこそ　世のため人のため

同じです。

 

 

道徳という土の上に咲く花が、武徳でもあり美徳でもあり。

日下公人氏は「日本には聖徳太子以来1400年、一本の筋の通った道徳力がある。第2次世界大戦の廃墟から経済大国への復興を成し遂げたことも、道徳力によって世界に類を見ない「相互信頼社会」を作り上げていたからに他ならない。日本の底力は、この相互信頼社会の土台・土壌にある」と述べています。


我々にしてみれば、武芸の修錬で道徳という土壌を掘り下げるのが、武道であります。

 

日本と諸国の平和を、祈ります。

 

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