授業参観2 噛みつく 自衛隊へ奉職、かな? [家族]
写真は高校4階から。体育館、そしてその向こうに東京湾が見えます。
噛みつく
息子は、私が36歳の時に、授かりました。こんな職業なので、遅かったと思います。そんな子を、可愛く思わないはずが、ありません。
蓮太朗といいますが、「蓮(れん)チャン、レンチャン」と、呼んで育てたのです。週二回の武道の稽古も、それなりに続けて初段になっていました。
しかし、今こそ本人に自覚させなければ、この子はだめになる。その時期を迎えました。おっとりした性格の子には、可哀想なことです。仕方ありません。
「けつだん」は「決断」です。決めた一方では、断つものが伴うものです。今から一年前の事です。
バカヤロー!おまえは高校を出たら、この家を出て行くんだ。
自分で生き方を決めろ。
決めることができなければ、自分で責任をとる!自衛隊へ奉職するんだ!
分かったな!
私の大声は、隣の家のその先まで、聞こえるものです。妻なら慣れたもので、私の機嫌が悪く爆発が近いと悟ると、さっと窓を閉めてカーテンを引いて、待ち構えています。
「ほら来た、ほら来た。言いたいことを、言いなさいよ」。そんな要領です。
息子には、そんな余裕はありません。驚いただけでなく、傷ついたことでしょう。
それでも
「おとう(父)は本気だ。このままではいけない。やるべきことをやらないと、たいへんなことになる」
子供に真剣な心を、起こさせねばなりません。
授業参観3 環境を整えるへ続く
自衛隊PV
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