授業参観6 教育とは:「教える」と「育む」があって教育。「育む」の抜け落ちるのが常だと思う。 [家族]
息子は「自分の学力は、しょせんこの程度だ」と決め付けて、やるべき事もやっていなかった。誰しも自分の心のブレーキで、自分の才能を限定する事があります。
上杉鷹山公は仰せになりました。
なせばなる なさねばならぬ 何事も
ならぬは人の なさぬなりけり
豊田佐吉翁は仰せになりました。
障子をあけてみよ 外は広いぞ
素晴らしい言葉だけど、そういって聞かせるのは「教える」に過ぎません。本人にやる気と見る気がなければ、為そうとも世界を見ようともしません。
やる気を「育む」が、大切です。それは
1、環境作り
2、目標設定の支援
3、ほめ言葉
とも言えましょう。
かの授業参観では、数学・英語・科学の授業を、参観させていただきました。自分が高校の授業を受けたのは、はるかに昔です。懐かしいの一言です。
先生方は、
説明をする:これは教える部分でしょうか。
生徒の反応を見る:机の間を歩いてノートを覗いたり、冗談で笑わしたり、質問をしたり。生徒の受け入れ状況を推し量っています。これは育む部分でしょうか。
保護者としては、「ノートさえしっかり書けていれば、点数取れるな」と、思いました。
環境はある、後は本人次第です。
古の人は、これを簡単に「親鳥が卵の殻を外から突付く。雛が卵の殻を内から突付く。その同時機の大切さ」を、説きました。
これが教育の原点であると思う昨今です。
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