スピーチとスカートは、短いほうが良い? [武道館:千葉県千葉市中央区千葉市武道館(末広)]
花をのみ 待つらむ人に 山里の
雪間の草の 春を見せばや (藤原家隆)
朝から、花見場所取りのニュースが、聞かれる今日。当会では二箇所にて、春季合気道子供審査会が行われました。
世間は花見でそわそわしているのに、落ちる可能性の高い審査へ、わざわざお出ましになるのですから。本当に皆様、「わび」の心を得心する方々です。
午前9時30分集合 千葉市武道館
午後3時30分集合 文京スポーツセンター
多摩地区の審査会は、中野体育館で4月7日に行われます。
このような時、私は立場上、なにかスピーチをしないと、場がおさまりません。
ところが私は、日ごろ妻より、「貴方のスピーチは、原稿棒読み風で、つまらない!」。そのよう釘を、刺されているのです。
そこで決心しました、
「スピーチとスカートは、短いほうが良い!」。
朝の更衣室で、A君が
「僕、青帯のテスト、今日で三回目なんだ(二回も落ちたんだよ、なんとかしてよ)」
と、つぶやきました。
私は「なんで(?_?)、そうなったか分かる?」と、聞きました。
そして、思いました。
今日はこのネタで、スピーチしよう!
以下、私のスピーチです。
普段の稽古ではきちんと出来ているのに、いざ審査会となると、しくじってしまう。こんな時大切な心を、なんというか知っていますか?
それは平常心(びょうじょうしん)です。
水面が波立っている時、その波を平にしようと押さえると、どうなりますか?
かえって波立ってしまいますね。
そんな時は、「波は波」として放っておいて、波があることを受け入れるしかありません。
波は波
なみはなみ
波花見
世間では桜の花見ですが、皆さんは、心の波の花見です。
生きている、心の波は止められない。
緊張したら、「自分は生きている」と思って受け入れて、前進する力にするしかありません。
スピーチ終了
ところがスカートの保護者様は、スカートなしでした。
゚(゚´Д`゚)゚
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