手抜き とは 居合と現代的意味 [合気道 練習]
手抜きとは、昔も今も、踏むべき手順を省略して、行うべき事を行わないことです。
居合での使い方も、ほぼ同じですが?
中将さんは、居合をはじめて約半年経過。抜き付けが、「手抜き」だとしても、仕方ない時期です。昨日はからかい半分で、こんな会話がありました。
私:「中将さん、抜き付けが、手抜きになっていますよ?
仕事でも、手抜きしてんだろうから、仕方ないよね?」
中将さん:「(笑い) ハイそうです。そういう意味なんですよね。(基本をすっぽかしていました)」
もちろん信頼関係の中で通じる、明るい談笑です。
抜きつけの「手抜き」の正反対は何か?というと。
「右手を使わずに、左半身と足腰で抜く」とでも、言えましょう。
中将さんはこの基本をすっぽかし、右手で処理している瞬間に、この談笑となったのでした。
今日の話は、居合腰・撞木足・一文字腰、三つの足構えの残っている古流を学ばせていただいている方々なら、通じる話だと思います。
写真は、カルガリーでの指導風景です。
タグ:手抜き
コメント 0