謹賀新年 [素心]
謹賀新年
A Happy New Year!
新年明けましておめでとうございます。
天皇陛下・皇后陛下、そして御皇室の皆様の弥栄、ならびに国民の皆様のご幸福をお祈り申し上げます。
本年もよろしくお願いいたします。
楽心館は、祖国日本未来のために、 諸国のために、努力することをお誓いします。
とても元気が出るので、椎名林檎さんの曲を聴きました。
椎名林檎 - 『NIPPON』
写真の桃太郎人形は、嫡男 蓮太朗の節句のお祝いとして、父より贈られたものです。
89歳 頑固者の父、兄夫妻と元旦に来訪しました。
台湾の張さんを見つけ、「珍客だなぁ」と、丁寧に包んだ小遣いを渡しました。、張さんが起立して両手で受け取る姿は、皆の笑いを誘いました。(張さんは、大晦日より4日までの予定で宿泊している道場生です)
何にでも斜に構えてみる父にしては、気の利いたことをするものだなと、私は驚きました。兄夫妻と嫁は、笑っていました。後で意図が分かり、申し訳なく思うことになりました。
父は斜に構えるというよりも、一言いわないと気が済まないところがありまして。
「ありゃなんだ! 」。首都高が曲がりくねりなのが、気に入らぬそうです。
「ありゃなんだ? 」。デジタル化したテレビ画面より、アナログテレビの方が、立体的に見えたそうです。
「ありゃなんだ!」。 スカイツリーは安っぽく、東京タワーの方が、豪華だそうです。
以前も書きましたが、私がこの仕事に進むにあたり、両親に心配をかけたのは当然のことでした。あまりにも厳しい反対に、私もトラウマ気味になりもしました。両親の気持ちが和らいだのは、結婚して蓮太朗を授かった頃のことです。
自分のペースで好きな話して、帰り際、張さんに頭を下げて言いました。
「東京に石川ありっ!って、宣伝してやって下さい。お願いします」。
口には出さなくなっても、父はいつまでも心配しているのですね。しみじみと両親に申し訳なく思う、元旦となりました。
写真は近所を散策した時のものです。
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