日本的なものの伝え方 [AIKIDO TECHNIQUES 合気道 技]
家康様がご指摘のこと
武術(あるいはスポーツ化していない武道)を行っている人口は少なく、我国はスポーツ全盛。これは弱肉強食の風潮を助長しているともいえる。もう少し武術的な身体文化を通して、育成主体の思想を伝えたい。
真にご立派なお考えだと、一楽斎も思います。中・高生もこのブログをお読みになっているので、少し補足しながら私の考えも述べたいと思います。
国家・国際レベルでは、身体文化がスポーツ化・ビジネス化することは避けられない面があり、時には必要でもあります。
そのような中で、日本的なよいものを伝えようと思ったら、地域レベルで縁のあった方に、信じ・育み・伝える、質の高い活動が大切です。ですから小さく始まり小さく終わることに、意味と美しさがあると信じます。この「信じ」は「神事」と思ってこそ、生涯の仕事になります。
明治維新によって、日本的身体文化の多くが失われる運命にありました。しかし之は時代の要請でもありました。
1869年 版籍奉還(日本の明治政府により行われた中央集権化事業の1つである。諸大名か
ら天皇への領地(版図)と領民(戸籍)の返還。
1870年 庶民の帯刀禁止
1871年 廃藩置県
1872年 散発脱刀令
1876年 廃刀令
続きはまた今度
タグ:明治の体育
コメント 0