(仮病は)ばれてますよー!(仮病は)ばれてますよー! [漫画 まんが コミック 絵画]
稽古へ向かう運転中、ラジオから救急隊員のコメントが流れました。
「警察官に逮捕されようとするまさにその瞬間、被疑者が急病で倒れたところへ、急行することがある。
症例からして、すぐ怪しいことが分かる。
警察官も目で、理解している様子である。
そのような場合、被疑者の耳元で
『ばれてますよー。ばれてますよー。』とささやく。
被疑者は顔を赤らめ、目を開ける」。
へェー!そんなこと、楽心館では、しょっちゅう起きています。
稽古中お子さんが、「痛い!痛い!」と涙目で、あるいは泣きながら訴えています。
私は内心、
(ハハーン!まただな?ばれてますよー)と思う。
しかしそれを言っても、おさまらない。私はその子の痛い場所を触るなり、
「あっ!こりゃ!たいへんだ!救急車を呼ばなければならない!」
とか言って、携帯電話へ向かって歩く。
そして携帯電話を耳に当てようとする。
するとお子さんは言う。
「ぼく、大丈夫かもしれない、やってみる・・・・」。
そして私は言う。
「エッ?大丈夫かい?できることだけやれば、いいからね?」
これでお子さんは、最後まで遣り通す。
そこでお子さんに言う。
「痛いのに最後まで遣り通して、とても偉かったね!」
これでこの子のハートを、鷲づかみです。
この子は、同じことを繰り返さなくなります。
これは仮病とは言わないけれど、疲れたりやる気を失った時に、誰にでも出る症例ですから。
皆さんの職場にも、ありますよね?
タグ:仮病
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